板橋寛

板橋 寛：日本のキックボクサーの軌跡

板橋寛（いたばし かん、1982年9月1日生まれ）は、福島県出身の日本の男性キックボクサーで、現在はスクランブル渋谷に所属しています。彼はKRUSH -60kg王座とRISEスーパーフェザー級王座を保持していた実力派選手です。

来歴

板橋選手は2005年3月20日にTRIAL LEAGUE.1でプロデビューを果たします。その後、様々なトーナメントに出場し、挑戦を続けますが、2006年6月25日にはR.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '06において、1回戦で末広智明に対し右フックでKO負けしてしまいます。この試合は彼にとって7戦目での初黒星となりました。

しかし、その後のキャリアは彼にとって重要な変革をもたらしました。2007年、彼は大誠塾からスクランブル渋谷に所属を変更し、同年4月29日にはKAWASAKIとの査定試合で3-0の判定勝ちを収め、再び注目を集めます。

RISE王座獲得の瞬間

2009年1月31日、板橋はR.I.S.E. 52でRISE60kg級チャンピオンマッチに挑戦し、王者裕樹に対し4度のダウンを奪う圧倒的なパフォーマンスを見せて3-0の判定勝ちを収め、見事に王座を獲得しました。その後も、同年7月26日のRISE 57において初防衛に成功し、11月22日には2度目の防衛も果たします。

しかし、2010年4月7日にRISE 63で山本真弘に敗れ、その連勝記録は9試合でストップしました。それでも、その後の10月3日に行われたRISE 71ではアヌワット・ゲーオサムリットと対戦し、見事に勝利を収めます。これにより、日本人で初めてアヌワットに勝利した功績も残しました。

王座陥落とその後

2011年2月27日、RISEスーパーフェザー級タイトルマッチにおいて再び小宮山工介と対戦し、1-2の判定負けで王座を失います。その後の7月18日には、REBELS.8 & IT’S SHOWTIME JAPANで元全日本フェザー級チャンピオンの山本元気と対戦し、延長Rで5-0の判定勝ちを収めるという素晴らしいリベンジを果たします。この試合はIT’S SHOWTIME代表によってベストバウトにも選ばれています。

戦績と獲得タイトル

板橋選手の戦績は多岐にわたりますが、特にRISEスーパーフェザー級王座とKrush -60kg王座のタイトル獲得は彼のキャリアにおける重要な瞬間です。

彼の今後の活躍にも注目が集まっています。また、彼はキックボクシングを通じての経験をもとに、トレーニングやフィットネスに関するサポートも行っています。これからも板橋寛の動向を見逃せません。

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