林おかぎ

林おかぎ

林 おかぎ（はやし おかぎ、1909年〈明治42年〉9月2日 - ）は、岐阜県土岐市妻木町に在住する、日本最高齢のスーパーセンテナリアンです。2024年12月29日に糸岡富子が亡くなったことに伴い、国内最高齢となりました。また、1900年代生まれの最後の存命者でもあります。なお、名前の「か」は可の変体仮名です。

生い立ち

1909年、岐阜県土岐市で米穀商を営む両親の一人娘として誕生しました。おかぎ自身も、また母親も一人娘であり、父親と夫は婿養子でした。教師をしていた夫と共に北海道に赴任し、北海道で長男を出産。戦後、夫は林家の家業である米穀商を継ぎ、おかぎは見よう見まねで畑仕事を始めました。

長寿を重ねて

2013年10月24日には土岐市内で最高齢となり、2019年6月26日には岐阜県内最高齢となりました。106歳になった際、市長が訪問した際には「忙しい中、私のような者のためにありがとうございます。恥ずかしいです。」と謙遜し、長寿の秘訣として「好き嫌いなく何でも食べること、特に生野菜と果物が好き」と述べています。また、110歳になった時の市長訪問時には「知らない間に年を取ってしまった。土岐市だけでなく、岐阜県でも1位になったと聞き驚いた。長生きの秘訣や心掛けていることは特にないが、強いて言えば野菜が好き」と語っています。

ご家族

2019年時点で、9人の子供（七男二女）、22人の孫、39人のひ孫、5人の玄孫がいます。

国内最高齢へ

2024年12月29日、糸岡富子の死去に伴い、国内最高齢となりました。

人物

謙虚な人柄で、市長の訪問を恐縮しつつも感謝の言葉を述べています。長寿の秘訣は、偏食せずに何でも食べること、特に野菜を好んで食べることにあるようです。多くの子供、孫、ひ孫、玄孫に恵まれ、家族に囲まれて長寿を重ねています。

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