枝村匠馬

枝村 匠馬

枝村 匠馬（えだむら たくま）は、1986年11月16日生まれで、静岡県榛原郡榛原町（現在の牧之原市）出身の元サッカー選手です。ポジションはミッドフィールダー（MF）で、主に清水エスパルスでのプレーが知られています。また、彼の兄は三浦学苑のサッカー指導者、枝村隼人です。

来歴

枝村は清水エスパルスのジュニアユースからスタートし、その後ユースへ進み、2005年にトップチームに昇格しました。同年、彼は兵働昭弘、青山直晃、岡崎慎司、平岡康裕と共に同期入団し、10月22日に静岡ダービーであるジュビロ磐田戦で公式戦デビューを果たしました。

2006年には背番号が32番から16番に変更され、開幕戦で初得点を記録しました。2008年には背番号が8番となり、チーム最多の13ゴールを挙げ、ナビスコカップ準優勝に貢献しました。この活躍により、U-23代表にも数度選出されましたが、北京オリンピックの本大会には選ばれませんでした。

2012年7月、枝村はセレッソ大阪に期限付き移籍し、その後も名古屋グランパスとヴィッセル神戸に期限付きで移籍しています。2015年には清水エスパルスに復帰し、その後アビスパ福岡、栃木SCを経て、2019年12月には藤枝MYFCと契約しました。2021年11月29日には現役引退を発表しました。

引退後の活動

サッカー選手としてのキャリアを終えた後、枝村は藤枝MYFCでU-15コーチとして指導を開始しました。2024年シーズンからはトップチームのコーチに就任することが決まっています。

所属クラブ

• - 川崎サッカースポーツ少年団
• - 1999年 - 2001年: 清水エスパルスジュニアユース
• - 2002年 - 2004年: 清水エスパルスユース
• - 2005年 - 2018年: 清水エスパルス
• - 2012年7月 - 2013年: セレッソ大阪（期限付き移籍）
• - 2014年 - 同年8月: 名古屋グランパス（期限付き移籍）
• - 2014年8月 - 同年12月: ヴィッセル神戸（期限付き移籍）
• - 2018年: アビスパ福岡（期限付き移籍）
• - 2019年: 栃木SC
• - 2020年 - 2021年: 藤枝MYFC

個人成績

特記すべき個人成績としては、2008年に清水エスパルスでの公式戦で13ゴールを記録している点が挙げられます。彼のプレースタイルと得点力はチームにとって非常に重要でした。

代表歴

• - 2007年: U-22日本代表（2008年北京オリンピックサッカーアジア予選）

指導歴

• - 2022年 - 現在: 藤枝MYFC U-15 コーチ
• - 2024年: 藤枝MYFC トップチーム コーチ

枝村匠馬のサッカーキャリアは、彼の努力と才能の証であり、現在は後進の育成に尽力しています。彼の経験や知識は、若い選手たちにとって貴重な資産となるでしょう。

もう一度検索