柏原本線料金所

柏原本線料金所は、西名阪自動車道の柏原ICと藤井寺ICの間に設置されている本線料金所です。この料金所は、主に名古屋・天理方面から大阪方面へ向かう車両に対して、香芝ICから松原JCT間の均一料金を徴収する役割を担っています。

歴史的背景

かつて、大阪方面へ向かう車両の通行料金は松原本線料金所にて徴収されていましたが、料金所のレーン数が十分でなかったため、慢性的な渋滞が頻発していました。この渋滞を緩和するために、1999年4月に大阪方面行きの車線に関して、柏原本線料金所が新設・移転され、供用が開始されました。この措置により、松原料金所付近の交通集中が軽減され、渋滞の大幅な緩和に繋がりました。現在、松原本線料金所は、全レーンが名古屋方面行きの車線専用となっています。

料金所施設

柏原本線料金所のブースを通過後、左側の路肩側に料金所事務所があり、数台分の駐車場とトイレが設置されています。これは、長距離運転者にとって休息地点としての役割も果たしています。

具体的なレーン構成は以下の通りです（松原JCT方面）。

ブース数: 11
ETC専用: 5
一般: 2
閉鎖: 4

隣接施設

柏原本線料金所の隣接施設は以下の通りです。

E25 西名阪自動車道

(1) 藤井寺IC - 柏原本線料金所（大阪方面のみ）- (2) 柏原IC

まとめ

柏原本線料金所は、西名阪自動車道の交通を円滑にする上で重要な役割を果たしています。料金所の移転とレーン構成の見直しにより、以前の松原料金所周辺で発生していた深刻な渋滞は大幅に改善されました。また、ドライバー向けの休憩施設も併設されており、安全性と利便性の向上に貢献しています。

関連項目

日本のインターチェンジ一覧

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