柚木駅の詳細
基本情報
柚木駅(ゆのきえき)は、
静岡県静岡市葵区宮前町に位置する
静岡鉄道静岡清水線の駅です。この駅は
静岡鉄道の重要な拠点となっており、駅番号はS05です。
歴史
柚木駅の歴史は
1908年に遡ります。当初は曲金駅として開業し、その後
1930年に移転を経て、
1942年には護国神社前駅に改称されました。現在でも「護国神社前」という副称が残り、駅案内では「柚木(護国神社前)」と明記されています。近年の主な改修として、
1992年には
自動改札機が導入され、
2008年にはホームに転落防止柵が取り付けられました。
駅構造
柚木駅は地上に位置し、単式ホームが2面2線設けられています。ホームは線路の北側にあり、新静岡方面行きの上りホームは上下線に挟まれた構造となっています。上下のホームは地下道で繋がっており、以前は島式ホームでしたが老朽化に伴い改築が行われ、現在の形に至りました。
駅内には
自動改札機と
自動券売機が設置されており、駅員が常駐する時間帯もあります。
利用状況
2023年度のデータによると、柚木駅の一日あたりの平均乗車人員は1,378人、降車人員は1,357人とされています。これは静岡清水線全15駅中で8番目の利用者数にあたります。この数字は近年の交通動向を示しており、利用者の増加が見込まれています。
駅周辺の施設
柚木駅の周辺には多くの施設があり、旅客の利用を支えています。包括的なリストには以下のような所があります:
これらの施設は地域住民や観光客にとって便利な存在であり、柚木駅の利用促進にもつながっています。
その他の情報
朝夕の通勤時間帯には、柚木駅発新静岡行き、新静岡発柚木行きの区間列車が運行されています。また、長沼工場への分岐が新静岡寄りに位置しており、ホームに入らずに車両が出入りする仕組みになっています。
隣の駅
静岡鉄道静岡清水線の隣接駅としては、春日町駅(S04)、柚木駅(S05)、長沼駅(S06)があります。急行・通勤急行は柚木駅を通過し、普通列車が停車します。
結論
柚木駅は地域に根付いた重要な交通拠点であり、多くの利用者に支持されている駅です。未来に向けたさらなる発展が期待されます。