柳川正秀

柳川正秀（梁正秀）

日本を代表するラグビーユニオン選手の一人、柳川正秀（やながわ まさひで）は、1999年7月13日に誕生しました。主にプロップ（PR）としてプレーし、2025年現在、ジャパンラグビーリーグワンに所属する浦安D-Rocksの一員として活躍しています。特に、2023-24シーズンからは、登録名を『梁正秀』としてリーグワンの公式戦に出場しており、ファンに新たな名前で親しまれています。

プロフィール

プロップというポジションは、スクラムの最前線で相手と組み合う、チームの屋台骨を支える重要な役割を担います。柳川選手も、その役割を果たすにふさわしい体格を持っています。身長は182センチメートル、体重は114キログラムと、強靭なフィジカルが求められるプロップとして理想的なサイズと言えるでしょう。チームメイトやファンからは、親しみを込めて「ジョンス」という愛称で呼ばれています。

経歴

柳川選手のラグビーキャリアは、非常に幼い頃から始まりました。まだ3歳という年齢で、楕円球に触れ始めたといいます。これは、ラグビー選手としては比較的早期のスタートであり、長年にわたる経験が彼のプレースタイルに深みを与えています。

高校は、島根県のラグビー強豪校である石見智翠館高校へ進学。全国大会の舞台を目指し、日々厳しい練習に打ち込みました。高校卒業後の2018年には、大阪体育大学へと進学。大学ラグビー部の一員として、関西の地でさらなるレベルアップを図りました。大学での4年間は、プロップとしての技術やフィジカルを磨き上げる貴重な期間となりました。

大学卒業後、2022年にNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安への入団を果たし、プロラグビー選手としての第一歩を踏み出しました。そして、プロデビューはすぐ訪れます。2022年5月1日に行われたジャパンラグビーリーグワンの第15節、対スピアーズ船橋・東京ベイ戦において、彼は途中出場ながら公式戦初出場を飾りました。リーグワンという日本のトップリーグの舞台で、プロとしてのキャリアをスタートさせた記念すべき試合となりました。

シャイニングアークスでの活動は短期間でしたが、チームはNTTグループの事業再編に伴い、新たな体制へと移行します。2022年7月、NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安を母体とする形で、新たに浦安D-Rocksが設立されました。柳川選手は、この新チームの選手スコッドに見事選出され、引き続き浦安を拠点とするチームの一員として、ジャパンラグビーリーグワンでの戦いを続けることとなりました。浦安D-Rocksでは、プロップとしてセットプレーやフィールドプレーの両面でチームに貢献しており、その存在感を示しています。

所属チーム

浦安D-Rocks（ジャパンラグビーリーグワン）

関連事項

石見智翠館高等学校
大阪体育大学ラグビー部
NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安
* 浦安D-Rocks

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