栃丸正典

栃丸 正典（とちまる まさのり）

栃丸正典は1992年8月26日生まれの東京都練馬区出身の現役大相撲力士です。彼は春日野部屋に所属しており、本名は長谷山正典（はせやま まさのり）です。身長171.2cm、体重164.3kgの彼は、得意技として押しを持ち味としています。最高位は2022年7月場所の西十両11枚目です。

来歴

栃丸は幼少期から地元の相撲道場で相撲を学び、9歳年上の兄の影響で9歳頃から稽古に取り組み始めました。小学校4年生の時には、わんぱく相撲全国大会でわんぱく横綱のタイトルを獲得し、後に東京都教育委員会から表彰を受けました。その後も中学校では陸上競技に参加し、相撲とサッカーに励みましたが、相撲では全国レベルでの出場機会が減り、苦労が続きました。

中学卒業後、東京都立足立新田高等学校に進学し、その相撲部で活躍しました。高校時代には先輩の明月院秀政（後の千代大龍）とも稽古を重ね、実力を養いました。高校卒業後は大相撲界を目指し、春日野部屋に入門。身長が新弟子検査の基準に満たなかった彼は、特例として第二新弟子検査を受けて入門しました。

彼の新弟子同期には、照ノ富士や常幸龍、明生といった有力力士が名を連ねています。2011年5月、技量審査場所で初土俵を踏み、初めて番付に名前が載ると、序ノ口で3勝4敗としながらも、続く9月場所では自身初の勝ち越しを果たしました。

栃丸はその後、2013年には幕下に昇進し、

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