栃木市立東陽中学校

栃木市立東陽中学校について

栃木市立東陽中学校は、栃木県栃木市大宮町に位置する公立の中学校です。この学校は、栃木市内で最も新しい中学校であり、生徒数も多く活気にあふれています。校舎は最新の設備を整え、青色にホワイトのラインが入ったジャージが特徴で、左胸には校章が刺繍されています。

沿革と成り立ち

1969年4月1日、栃木市立大宮中学校と栃木市立国府中学校が統合され、栃木市立東陽中学校が設立されました。この新しい学校が設立されたのは、地域の教育環境をより良くすることを目的としており、開校当初は旧2校の校舎をそれぞれ大宮分教室、国府分教室として利用しました。

1970年には新校舎が完成し、生徒たちは移動を開始しました。同年の12月7日には、勝承夫による作詞、平井康三郎による作曲のもと、校歌が制定されました。この校歌は、学校と生徒たちのアイデンティティを形成する重要な要素となります。また、翌1971年にはプールも完成し、生徒たちのさまざまな活動の場となりました。

その後も、東陽中学校は着実に成長を遂げ、1988年には東陽ケ丘が完成し、1994年には栃木県中学校体育連盟から総合準優勝校として表彰されました。1995年には、品種改良研究に協力したことが評価され、栃木県知事からも表彰を受けました。1998年には、TBSの人気番組「学校へ行こう!」の収録が行われ、学校の名がさらに広まりました。

2008年12月19日には、創立40周年を記念して校旗が変更され、新たな歴史の一歩を踏み出しました。

教育方針

東陽中学校が掲げる教育目標は「明日に夢を持って生きていこう（陽心）」です。この方針は、生徒たちが将来に向かって夢を持ち、主体的に生きる力を育むことを重視しています。スクールカリキュラムは体系的に組まれていて、個々の生徒の能力や興味に応じた学びを提供しています。

学区と部活動

学区は、旧大宮村および国府村に相当する地域から成り、栃木市立大宮南小学校、大宮北小学校、国府南小学校、国府北小学校が学区として設定されています。生徒はそれぞれの小学校から進学し、東陽中学校で新たな仲間と出会います。

部活動も活発に行われており、生徒たちは様々なスポーツや文化活動に励んでいます。これにより、協力やコミュニケーションのスキルを身に付けるとともに、全体的な人間性の向上を目指しています。

アクセス

交通の便も良く、東武鉄道の日光線新栃木駅から約3km（徒歩約45分）、宇都宮線の野州平川駅からも約3km（徒歩約45分）でアクセス可能です。さらに、東武宇都宮線の野州大塚駅からは約2.5km（徒歩約40分）と便利な立地です。

出身者

栃木市立東陽中学校からは多くの著名人が誕生しています。サッカー選手の武井択也やプロ野球選手の澤村拓一など、スポーツ界で活躍する人材も多く、学校の教育方針が彼らの成長にも寄与していることでしょう。

栃木市立東陽中学校は、地域に根ざした教育と活気ある生徒生活を提供し続けています。

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