桂小軽

桂小軽

桂小軽（かつら おかる、1950年12月23日 - ）は、大阪市出身の落語家です。本名は西裏 文雄（にしうら ふみお）。出囃子は『大拍子』。

略歴

幼少の頃、NHK大阪児童劇団で活動していました。

1968年4月、関西大学経済学部に入学し、1972年に卒業。

1971年3月、5代目桂文枝（当時：3代目桂小文枝）に入門。

1977年2月6日、桂三枝（現：6代桂文枝）司会の番組『いたずらカメラだ!大成功』に出演した際、ライオンがいる檻に予告なしに入れられ、ライオンに襲われるという事故に遭遇。この時、ライオンの爪で右脇腹を引っかかれ流血するも、スタッフは笑って見ているだけだったといいます。この件は芸団協がテレビ局に抗議する事態に発展しましたが、結果的に桂小軽は一躍有名になり、レギュラー番組を12本持つほどの人気者になりました。

その他、ラジオ関西の番組「テレテレ三度笠!」では、小山乃里子、露の小治郎（後の五所の家小禄）らとパーソナリティを務めました。

1980年代には吉本興業を離れ、廃業していた時期があり、東京で劇団を設立したり、司会業などをしていました。その後、島田紳助から「兄さん、吉本に戻ったらどうですか」と声をかけられ、紳助が会社と交渉したことで、1992年に吉本に復帰しました。

2015年11月22日、和歌山県の社会福祉法人への寄付を装った相続遺産の脱税事件に関与したとして、大阪地方検察庁特別捜査部に相続税法違反の容疑で逮捕されました。

その後、起訴猶予処分となりましたが、上方落語協会に退会届を提出。協会側はこれを受理する意向であると報じられました。吉本興業との話し合いの結果、「不起訴でもこういうことになってしまったからな…」と言われ、自ら身を引くことを決意し、契約を解消。公式サイトからプロフィールが削除されましたが、本人は円満退社であると説明しています。事件については、長年のタニマチから遺産相続による相続税の相談を受け、複数人を紹介したものの、報酬は一切受け取っていないと主張しています。

2023年7月、YouTubeチャンネル「桂おかるチャンネル」を開設し、活動を再開。

弟子

桂軽談

出演番組

テレテレ三度笠!（ラジオ関西）
青春最前線 ドキドキラガジン（ラジオ大阪）

外部リンク

吉本興業による公式プロフィール - ウェイバックマシン（2015年11月25日アーカイブ分）
桂おかるチャンネル - YouTube
桂小軽 - Twitter
* 桂小軽 - Instagram

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