桂文枝の茶屋町ホテル

『桂文枝の茶屋町ホテル』は、MBSラジオで2001年4月6日から放送されている長寿ラジオ番組です。パーソナリティは、落語家の桂文枝（六代）が務めています。番組開始当初は『桂三枝の茶屋町ホテル』というタイトルでしたが、桂三枝が六代桂文枝を襲名したことに伴い、2012年8月13日放送分から現在のタイトルに変更されました。

桂文枝は、かつてMBSラジオの看板番組「MBSヤングタウン」のパーソナリティを長年務め、その後は全国ネットのテレビ番組で人気司会者として活躍しました。古巣のMBSラジオでレギュラー番組を始めるということで、当時話題となりました。

放送時間は、原則として毎週月曜日の夜の時間帯ですが、プロ野球中継の影響などにより、放送休止や時間変更がされることもあります。特に、阪神タイガースの公式戦日程やプレーオフ進出の可能性により、10月の放送が見送られることが恒例となっています。

2017年11月13日には、「桂文枝芸能生活50周年記念スペシャル」として、放送枠が拡大されました。この日、桂文枝は番組PRのため、MBSラジオの他の生ワイド番組に立て続けにゲスト出演しました。

2021年には、東京オリンピックの影響でプロ野球公式戦の日程が変更されたため、7月の放送がイレギュラーな時間帯に変更されました。また、9月の放送も延期となり、アシスタントの彩羽真矢のスケジュールが合わず、代役が立てられました。2022年5月には、桂文枝が体調不良のため番組を欠席。急遽、過去の落語をノーカットで放送し、アシスタントと構成作家が番組を進行するというイレギュラーな対応となりました。

番組の出演者は、メインパーソナリティ（支配人）の桂文枝と、アシスタント（秘書）の彩羽真矢です。彩羽真矢は6代目アシスタントで、2014年1月から番組を担当しています。過去には、毎日放送のアナウンサーである松井愛、上田悦子、松川浩子、池田千里、吉竹史がアシスタントを務めていました。特に吉竹史は、2007年10月から2013年12月まで、6年間という歴代最長のアシスタントを務めました。

番組の主なコーナーは、「お笑いマイレージ」です。このコーナーは、リスナーがネタを投稿し、番組で紹介されるとポイントが加算されるというシステムです。毎月、桂文枝から出される宿題に沿ったネタを投稿し、番組で紹介されると1ポイント、さらに桂文枝が「ピンポン」を鳴らすと500円分のクオカードが贈られます。最優秀作には10ポイント、準優秀作には5ポイントが加算され、年間優秀作には記念品が贈呈されます。番組エンディングでは、ネタ採用の有無に関わらず、初めて「チェックイン」したリスナーの名前が必ず紹介されます。

「お笑いマイレージ」のコーナーのみ、放送終了後にYouTubeのMBSラジオ公式チャンネルで、直近数回分の音源が配信されています。

番組の詳細は以下のリンクから確認できます。

桂文枝の茶屋町ホテル
MBSラジオ『桂文枝の茶屋町ホテル』「お笑いマイレージ」 - YouTube内の公式音源配信ページ

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