桃山台駅

桃山台駅の概要

桃山台駅（ももやまだいえき）は、大阪府吹田市桃山台五丁目にある北大阪急行電鉄南北線の駅であり、駅番号はM09です。この駅は1970年に開業し、以来地域の交通の要所として機能してきました。

歴史

桃山台駅の歴史は1970年2月24日に始まり、北大阪急行電鉄の江坂駅から千里中央間の新しい路線の一部として開業しました。その後も様々な改善が行われてきました。

• - 1984年: 自動改札機が設置され、利便性が向上しました。
• - 1987年: 9両編成に対応するためのホーム延伸工事が完了し、より多くの乗客を受け入れられるようになりました。
• - 2007年: バリアフリー化に向けた工事が始まり、駅の利用者に配慮した施設が整備されました。
• - 2010年: 北側駅舎と北改札口の使用が開始され、さらに多目的トイレもホームに設置されました。
• - 2018年: 可動式ホーム柵が導入され、安全性が向上しました。
• - 2020年: 駅舎の外壁がリニューアルされ、新たな印象を与えています。

駅の構造

桃山台駅は、両方向の線路に挟まれた形で、地上に長さ209.7メートルの島式ホーム1面2線を持っています。また、緑地公園方向には桃山台車庫に接続する渡り線もあります。この駅には南口と北口という二つの出入口があり、どちらからも改札を出ると東西にアクセスすることが可能です。

南口からは飲食店が入居した駅ビルや一般路線バスの停留所が近くにあります。開業当初からの南口には橋上駅舎が設けられ、2010年にはエスカレーターも設置されました。北口は新たに建設され、バリアフリーに対応したエレベーターやエスカレーターが設けられています。このように、桃山台駅は訪れる人々にとって便利で快適な空間を提供するように進化してきました。

トイレについては、南改札内と北改札からアクセス可能な位置に多目的トイレが設置されています。また、以前はソーラー式の花時計が設置されていましたが、現在は花壇が整備されています。

利用状況

2022年度のデータによれば、桃山台駅の一日の利用者数は約33,949人であり、乗車人員は17,278人、降車人員は16,671人でした。この数値は近年における駅の人気を裏付けており、ますます多くの人々に利用されていることを示しています。

駅周辺の施設

駅周辺には、桃山公園やアザール桃山台、阪急オアシス桃山台店、吹田桃山台郵便局などの施設が点在しています。また、桃山台車庫も駅の南西側に位置しており、駅からのアクセスが非常に便利です。さらに、最寄りの阪急千里線の南千里駅とは約1.5キロメートルの距離です。

バス路線も整備されており、阪急バスが運行しており、駅西側にはロータリーが設置されています。これにより、地域内での交通機関としての役割も果たしています。

高速バス

桃山台駅近くでは、高速バスも発着しており、新御堂筋沿いの停留所では、様々な行き先へのバスが停まります。これにより、通勤や旅行の便が向上し、多くの利用者に好評です。さらには、多摩・都心方面や富山、長野など多岐にわたる路線が設定され、利便性が向上しています。

このように、桃山台駅は地域に密着した交通機関として、長い歴史とともに発展を続けており、多くの乗客に利用されています。

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