桃野美桜

桃野 美桜（ももの みお）のプロフィールと業績

桃野美桜は1998年5月30日に誕生した日本の女子プロレスラーで、2016年から「Marvelous」に所属しています。彼女はプロレスの世界において多くの挑戦と成長を経験してきました。以下に彼女の経歴や特徴的な試合を振り返ります。

所属とキャリアの始まり

桃野は2015年に女子プロレスラーとしての道を歩み始め、長与千種が設立した「Marvelous」に新人1号として入門しました。2016年2月13日、ニューヨークでのMarvelous USAにてデビューし、初戦では木村響子とデビエンヌとの試合で敗北を喫しました。5月3日にはMarvelousの旗揚げ戦で日本国内でのデビューを果たし、引き続き木村響子と対戦しましたが、同様に敗れてしまいました。

成長と初勝利

2017年、桃野はデビュー1周年を迎え、白姫美叶相手に初勝を収めます。同年8月には、長崎まる子をパートナーに迎え、「マブダチ♡厨二病卍卍」というチーム名で活動を開始。彼女たちの存在は、さらに多くのファンを引き付けることとなりました。

タイトル獲得の瞬間

2018年8月19日、彼女は桜花由美と組んでプロレスリングWAVEの後楽園ホール大会に出場し、宮崎有妃&野崎渚組に挑戦。見事勝利し、WAVE認定タッグ王座の第22代王者に輝きます。しかし、年末には健康上の理由から選手生命に関わる重傷を負うこととなります。

逆境と復活

2019年の初め、彼女は左肘を負傷し、再び復帰するまでには時間がかかりましたが、2020年8月に福岡で再デビューを果たし、また称賛される選手として活動を再開しました。その後、2021年にはセンダイガールズプロレスリングでタッグタイトルも獲得し、さらなる実績を残していきます。

最近の戦績

2023年にはMarvelousの7周年を祝い、永島千佳世を相手にAAAWシングル王座を取得しますが、その後の防衛戦では、尾崎魔弓に敗れ王座を失うという波乱もありました。また、2024年には新宿FACE大会で無差別級王座を手に入れ、タイトル獲得の喜びを再び味わうのです。

特徴と技

桃野は「JKボム」や「モモ☆ラッチ」など独自の技を持ち、試合でも彼女のスタイルはファンから注目されています。左利きという点も、技の発動に独自のリズムを与えています。

私生活

桃野は家族を大切にしており、特に妹の出産により早くして伯母になったことを喜ばしく思っています。また、女優の木村多江に憧れを抱いており、プロレスのオフタイムには甘いものを好む一面もあります。特製カレーに蜂蜜を入れてしまうなど、愛らしいエピソードも多いです。

まとめ

桃野美桜は女子プロレスの世界で数々の障害を乗り越え、多くのファンから支持されています。彼女の競技にかける情熱や努力は、今後の活躍にも大きく寄与することでしょう。彼女の成長を見守りながら、さらなる成功を期待したいと思います。

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