桐畑トール

桐畑トールについて

桐畑トール（きりはた トール）は、1972年9月18日生まれの日本のお笑い芸人で、本名は桐畑亨（きりはた とおる）です。滋賀県出身で、現在はフリーランスとして活躍しています。彼は、くりぃむしちゅーの上田晋也の運転手も務めるなど、多様な活動を展開しています。

人物・来歴

桐畑トールは滋賀県立伊香高等学校を卒業後、近江度量衡株式会社に勤めていました。その後、会社の仲間とコンビ「ミスタードーダッツー」を結成し、会社を退職。上京後は、ダンキンドーナツのイベントに参加するためにコンビ名を「ヘモグロビンちゃん」に改名しました。その後、プライムワンに所属し、コンビ名を「ヘモグロビン」に変更しています。

さらに、彼は「熊本キリン」という別のコンビを結成しましたが、相方の田中健三が引退したため、しばらくの間ピン芸人としての活動が続きました。ここで、彼はバイク事故に遭い、足を負傷したことでアルバイトを辞めることとなり、芸人としての活動も不調が続くことになりました。

桐畑トールは、日本テレビの番組『どろぬま仲裁人』に出演し、有名な歌手杉良太郎に説教を受ける場面もあり、そのエピソードが印象に残っています。事務所の先輩である有田哲平の紹介で、伊集院光との交流も始まり、2002年からは伊集院が主催する若手芸人の草野球チーム「ビッグ・アスホールズ」でキャッチャーとしてプレーすることになります。

彼の代表的なネタ「奇祭 にゃんこ祭り」は、いつでもにゃんこ祭りを開催できるというユニークな内容で、多くのファンに親しまれています。2004年に姓名判断の結果、桐畑トールの名前の方が運が良いとされ、改名する決断をしました。2005年7月にはオフィス北野に移籍し、新たに無法松とコンビ「ほたるゲンジ」を結成しました。

メディア出演と活動

桐畑トールは、テレビやラジオ、映画、舞台で幅広く活動しています。例えば、テレビでは『スクール五輪の書』や『上田ちゃんネル』などに出演しており、特に後者では天然ボケキャラとして頻繁に取り上げられています。阪神タイガースのファンということで、ユニフォームを着ての出演なども話題になりました。

また、彼は月1回開催されるスナックイベント「スナック玉ちゃん」にもボーイとして参加しており、イベントの中で副観光大使を任命されるなど活躍の場は多岐にわたります。2020年3月には株式会社TAPを退社し、フリーに転身しました。

その他の活動

芸人としてのメディア出演だけでなく、CMや映画にも関わってきました。映画『なにわ忠臣蔵』に出演するなど、映像作品でもその才能を発揮しています。さらに、彼の活動はSNSやYouTubeなどのプラットフォームでも広がっており、その魅力をより多くの人々に届けています。

彼の公式ブログやSNSアカウントでは、日常の出来事や新しいネタ、新たなイベントについて発信しています。今後の展開にも期待が高まります。

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