ビッグ・アスホールズ

ビッグ・アスホールズ:伊集院光主宰の草野球チーム



ビッグ・アスホールズは、タレント伊集院光が主宰するユニークな草野球チームです。その誕生は、2002年11月に遡ります。ラジオ番組「伊集院光 日曜日の秘密基地」でのアンタッチャブル山崎との野球対決がきっかけでした。伊集院が山崎に三球三振を喫したことが、チーム結成へと繋がります。

チームの誕生と変遷



翌年4月の再戦に向け練習を重ねる中、桐畑トールから草野球チームを作って試合をする方が楽しいという提案がありました。そこで、桐畑が若手芸人チーム、伊集院がラジオスタッフチームを結成し、毎週試合を行うことに。TBSラジオの営業部を通じてスポンサーを募集したところ、FOXジャパンと花王からそれぞれ条件付きの申し出があり、チーム名は一時「花王ヘルシアXファイルズ」となりました。一方、若手芸人チームには、リスナーからの公募で「Big Assholes」という名前が付けられました。

2003年3月から試合を開始すると、ビッグ・アスホールズが圧倒的な強さを見せつけます。戦力差を埋めるため、伊集院は相手チームから選手を移籍させましたが、それでもビッグ・アスホールズの連勝は止まりませんでした。

その後、スポンサー契約の終了に伴い、両チームは統合。チーム名も「ビッグ・アスホールズ」に一本化されました。2006年からは紅白戦を行っていましたが、2007年からはブッチャーブラザーズのぶっちゃあが主催するリーグ戦「ブッチャーズ・リーグ」(通称ブ・リーグ)に参戦し、初年度に優勝を果たしました。

チーム構成



チームは、創始者の伊集院と、彼と親交の深い若手お笑い芸人を中心に構成されています。かつてはラジオ番組の構成作家も多く在籍していましたが、現在は渡辺雅史のみがチームに関わっています。興味深いことに、伊集院が所属するホリプロの関係者は少なく、人力舎やプライム所属の芸人、フリーの芸人が中心となっています。

現在の伊集院はヘッドコーチ兼代打投手(敗戦処理)という立場であり、監督は渡辺雅史が務めています。

主な選手



伊集院光



チームの創始者であり、現在はヘッドコーチ。かつては4番打者兼投手兼監督として活躍しましたが、近年は成績が下降。自らレギュラーを退き、後進の指導に力を入れています。

渡辺雅史



現監督。外野手時代は運動神経のなさを伊集院に揶揄されていましたが、監督就任後はデータ重視の采配でチームを率いています。

アンタッチャブル



かつてチームに在籍。山崎弘也投手、内野手として活躍しましたが、現在は肩を痛め、守備難のためDHでの出場が主となっています。柴田英嗣は俊足の外野手ですが、渡辺監督のデータ重視の采配により、控えに回ることが多くなっています。

桐畑トール



捕手、内野手。初期には捕手を務めましたが、イップスを発症し、現在はサードを守ることが多いです。

その他にも、田代32、河野和男、森脇優雅、林田竜次など、個性豊かなメンバーが在籍しています。

Gリーグでの対戦相手



ビッグ・アスホールズは、Gリーグで数々のチームと対戦してきました。GETS、鮫島パークス、フランケンズ、チェリーボーイズ、アフロモンキーズなど、様々な芸人チームがしのぎを削っています。

歴代優勝チーム



ビッグ・アスホールズは、Gリーグで複数回の優勝を飾っています。2007年、2009年、2016年に優勝しており、その実力は折り紙付きです。

ビッグ・アスホールズは、単なる草野球チームではなく、伊集院光を中心とした芸人たちの交流の場であり、真剣勝負の舞台でもあります。その活動は、ラジオ番組やイベントなどを通じて、多くのファンに楽しまれています。

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