桑名良輔

桑名良輔氏は、1962年5月24日に神奈川県で生まれました。1985年に上智大学外国語学部イスパニア語学科を卒業後、翌1986年に外務省に入省し、外交官としてのキャリアをスタートさせました。

その後の経歴は多岐にわたり、1998年には在アメリカ合衆国日本国大使館の二等書記官として赴任しました。2001年には在チリ日本国大使館に異動し、二等書記官、さらに2002年には一等書記官に昇進しました。2005年には、本省に戻り経済局国際貿易課課長補佐に就任。2007年にはG8サミット準備事務局次長として、国際的な舞台での業務に携わりました。

2008年には経済局政策課首席事務官、2010年には国際法局経済条約課条約交渉官を歴任。2013年には経済局国際貿易課課長として、国際貿易に関する政策立案や交渉に深く関わりました。2014年には在ジュネーブ国際機関日本政府代表部参事官として、ジュネーブの国際機関における日本政府の代表として活動し、2018年には同代表部公使に昇進しています。

2018年8月には、在メキシコ日本国大使館公使としてメキシコに赴任し、2020年には在サンパウロ日本国総領事館総領事に任命され、ブラジルにおける日本とブラジルの関係強化に尽力しました。そして、2023年11月からは、駐グアテマラ特命全権大使として、グアテマラにおける日本との外交関係を担っています。

桑名良輔氏は、長年にわたり、様々な国や国際機関での勤務を通じて、豊富な外交経験を積んでおり、その専門性と国際的な視野は、日本の外交に大きく貢献しています。スペイン語に堪能であり、ラテンアメリカ地域での勤務経験が豊富であることも、その強みと言えるでしょう。現在はグアテマラで、二国間関係の発展に尽力しています。

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