在チリ日本国大使館

在チリ日本国大使館について

在チリ日本国大使館は、チリの首都サンティアゴにある日本の在外公館です。この大使館は、日本とチリの二国間関係を維持し、促進する上で重要な役割を果たしています。2023年11月29日より、伊藤恭子氏が特命全権大使として着任しています。

歴史

日本とチリの外交関係は、1897年9月25日に締結された日チリ修好通商航海条約によって正式に始まりました。その後、1909年2月にはサンティアゴに在チリ日本帝国公使館が開設されました。しかし、第二次世界大戦中の1943年1月20日には、チリが大日本帝国との国交断絶を宣言し、公使館は一時閉鎖されました。さらに、1945年4月11日には、チリが日本に対して宣戦布告を行いました。終戦後、1952年4月12日に日本の主権回復に先立ち、在外公館の設置を定めた法律が制定され、在チリ日本国公使館の設置が決定しました。同年4月28日、サンフランシスコ平和条約の発効によって日本が主権を回復し、チリも同条約の締結国の一つとなりました。その後、1952年10月17日に日本とチリの外交関係が再開され、1957年5月15日にはサンティアゴの公使館が大使館に昇格しました。

利益代表業務

1960年8月、米州機構外相会議の結果、アメリカ合衆国やラテンアメリカ諸国がドミニカ共和国との外交関係を断絶しました。これを受けてドミニカ共和国はチリにおける利益代表業務を日本に要請し、在チリ日本国大使館がその業務を兼任することになりました。1962年に入り、アメリカ合衆国とラテンアメリカ諸国によるドミニカ共和国への集団制裁が解除されると、チリとドミニカ共和国の外交関係も回復し、日本による利益代表業務も終了しました。

所在地

在チリ日本国大使館は、チリの首都サンティアゴに位置しています。

著名な在勤者

中山定義 - 大日本帝国海軍中佐、第4代海上幕僚長

関連情報

日本とチリの関係
駐日チリ大使館

外部リンク

在チリ日本国大使館
在チリ日本国大使館 （スペイン語）
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* 在チリ日本国大使館 (Embajada-del-Japón-en-Chile-211915805523268) - Facebook （スペイン語）

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