桑山哲也

桑山 哲也 - アコーディオン奏者

桑山 哲也（くわやま てつや）は、1972年4月13日に北海道札幌市に生まれた日本の著名なアコーディオン奏者です。血液型はO型で、現在はホリプロに所属しています。音楽の世界で非凡な才能を発揮し、数々の舞台やメディアに登場する彼の音楽の背景には、家族から受け継いだ音楽的影響があります。

彼の父、桑山真弓はアコーディオン奏者であり、作曲家としても知られています。1965年には自らの音楽事務所を設立し、北海道関連の楽曲を数多く制作しました。その中には「さっぽろ雪まつり公式イメージソング」の『雪まつりの歌』や、NHKの「のど自慢」のテーマ曲などが含まれています。そんな音楽家の影響を受け、桑山哲也もアコーディオンの道を選びました。また、彼には音楽的才能を引き継いでいる姉もおり、彼女は「のど自慢」番組で鐘（チューブラーベル）を演奏していました。

若い頃から桑山はその才能が輝きだし、小学校6年生のときに参加した全日本アコーディオンコンクールでは、後の師であるデデ・モンマルトルに目をかけられました。デデは「約30年日本に住んでいるが、君のような弟子を教えたいと思ったことは初めてだ」と言って、彼に指導を開始しました。彼はその後中学校から住み込み弟子として学ぶことになり、日本で約300人ほど存在するボタン式クロマチック・アコーディオン奏者の中で、唯一ベルギー式配列奏者となりました。

さらに高校時代には、音楽活動とは異なる一面もあり、徒歩暴走族というユニークな経歴も持っています。桑山は2005年4月29日に女優の藤田朋子と結婚し、私生活でも多彩な一面を見せています。

彼の音楽活動は、メディア出演を通じてさらに広がりを見せています。特に、文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の金曜日のコーナーに出演するなど、さまざまな番組で彼の演奏やトークを楽しむことができます。また、日本テレビでも「有吉ゼミ」などの番組に出演しており、その際には音楽の魅力を伝える場面も多く見られます。2017年にはNHK-BSの「いま行きたい!にっぽん・夏の鉄道旅」にも登場し、豪雨被害から復旧した鉄道路線を訪れる様子が放送されました。

桑山哲也は、その斬新なアプローチと豊かな音楽センスで、今後も多くの人々に感動を与え続けることでしょう。彼の活動から目が離せません。

もう一度検索