桜 (つくば市)

茨城県つくば市桜地区

概要

茨城県つくば市東部に位置する桜地区は、一丁目から三丁目までで構成されています。筑波研究学園都市周辺開発地区に位置し、計画的に開発された「つくばテクノパーク桜」が地域の大半を占めています。職住近接を目指し、アパートやマンションが多く建設され、企業の研究施設も立地しています。2011年時点の人口は約1,800人ですが、近年はさらに増加していると考えられます。

地理

桜地区は、つくばエクスプレスつくば駅から約3.5km、筑波大学の東側に位置します。総面積は65.7ヘクタールで、そのうち25.4ヘクタールが工業用地です。地区内は、東が上野、西と南が柴崎、北が上野・栗原と隣接しています。

地価

住宅地の地価は、2014年1月1日の公示地価で、桜2丁目32番8の地点で1平方メートルあたり7万5100円となっています。

歴史

1987年に、当時の桜村大字柴崎において、つくばテクノパーク桜の建設が決定しました。1989年に起工式が行われ、1997年に桜柴崎土地区画整理事業が完了しました。計画人口は3,400人でしたが、1995年の485人から2000年には2,034人へと、人口が急増しました。

沿革

1987年10月5日: つくばテクノパーク桜の建設が決定。
1988年5月6日: 事業認可。
1989年10月31日: 起工式。
1997年: 事業完了。

世帯数と人口

2017年8月1日時点での世帯数と人口は、つくば市内の他の地区と同様に、学生が多く実際の数はさらに多いと考えられています。

学区

市立小・中学校に通う場合の学区は、つくば市の公式サイトなどで確認できます。

交通

バス

つくバスと小田シャトルが運行しています。

道路

茨城県道128号土浦大曽根線: 桜地区の東部を南北に貫き、一丁目、二丁目、三丁目の境界をなしています。
しらかし通り: 桜地区の中央部を北東から南西に貫き、一丁目と二丁目の境界をなしています。沿道には商業施設や飲食店が多くあります。
桜通り: 桜地区の中部を通る環状の市道で、一丁目と二丁目を通ります。北側は住宅地、南側は開発用地が広がっています。

施設

一丁目

反町の森公園
鹿島神社

二丁目

つくばビジネスカレッジ専門学校

三丁目

物質・材料研究機構桜地区
日本新薬東部創薬研究所（分子生物学研究所）・茨城営業所
東京電機本社・工場
茨城県営桜アパート

参考資料

国土交通省国土技術政策総合研究所道路研究室・筑波大学システム情報工学研究科都市交通研究室『つくばバスマップ』（2008年10月1日改正版）
筑波大鉄研「旅と鉄道の会」『つくば時刻表』（2008春夏号、紫峰会[筑波大学学生後援会]、2008年5月7日、28ページ）

関連項目

つくば市
筑波研究学園都市

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