桜井市消防本部

桜井市消防本部の概要

桜井市消防本部は、奈良県桜井市に設置されていた消防部局であり、地域の安全と防災に貢献していました。本部の所在地は桜井市大字粟殿432-1で、管轄区域は桜井市全域にわたっていました。管内の面積は98.92平方キロメートルで、約78人の職員がこの地域の消防業務に従事していました。

主な機械設備

消防本部が保有していた主力機械は以下の通りです（2009年4月1日現在）：

• - 普通消防ポンプ自動車：4台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：1台
• - はしご付消防自動車：1台
• - 救急自動車：4台
• - 指揮車：1台
• - 救助工作車：1台
• - 広報車：3台
• - 資機材搬送車：1台

これらの機械は、火災や救急事案に迅速に対応するための重要な装備でした。

沿革

桜井市消防本部は、1961年7月に設立され、その後数回の変遷を経て、地域の防災体制が強化されました。

• - 1961年7月 – 桜井市消防本部が開設され、消防業務が始まりました。
• - 1962年8月 – 救急業務が新たにスタートし、市民の命を守る活動が始まります。
• - 1967年11月 – 桜井分遣所が設置され、対応エリアが拡大しました。
• - 1981年7月 – 桜井分遣所において救急業務が開始され、より迅速な救助を実現しました。
• - 1992年12月 – 桜井東分遣所が開設され、更なる機能強化が図られました。
• - 1995年12月 – 桜井東分遣所においても救急業務が開始され、市民の安全網が広がりました。
• - 2014年4月1日 – 桜井市消防本部は、奈良県広域消防組合に統合される形で解散しました。

この統合によって、より効率的で広域的な消防体制が整えられました。

まとめ

桜井市消防本部は、地域の防災に大きく貢献してきた重要な機関でした。歴史を通じて、多くの成果を上げながら、桜井市民の安全を守り続けてきました。今後は奈良県広域消防組合として新たな形で、地域の安全を支えていくことが期待されています。

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