桜木インターチェンジ

桜木インターチェンジ

概要

桜木インターチェンジは、新潟県新潟市中央区神道寺に設けられている、国道8号および国道17号を構成する新潟バイパス上の重要なインターチェンジです。この施設は「さくらぎインターチェンジ」と読まれます。新潟市の中央部に位置し、特に鳥屋野潟周辺地域や、市街地の一部である白山方面などへ向かう際に利用される交通の要衝となっています。

このインターチェンジの大きな特徴の一つは、周辺の交通状況との密接な関連性です。特に、近くを通る新潟市道紫竹山鳥屋野線、通称「紫鳥線」の桜木町交差点との距離が非常に短いことが知られています。この物理的な近さが、インターチェンジから一般道への流出入や、一般道からインターチェンジへの進入時に交通のボトルネックを生み出しやすくしています。その結果、平日、休日を問わず、一日を通して混雑が発生しやすい傾向が見られます。周辺地域へのアクセス需要が高いことに加え、構造的な要因も重なり、慢性的な渋滞を引き起こしやすい地点となっています。

歴史

桜木インターチェンジは、高度経済成長期における新潟市の交通インフラ整備の一環として建設されました。具体的な開通年月日は、1973年（昭和48年）11月22日です。この開通により、新潟バイパスの一部として機能を開始し、周辺地域の交通利便性の向上に貢献してきました。

道路および接続

桜木インターチェンジは、基幹路線である国道8号および国道17号の新潟バイパスに接続しています。このバイパスは、新潟市内を東西に貫き、広域的な交通ネットワークの中核をなしています。

また、このインターチェンジからは、地域内の主要な道路網への接続も可能です。具体的には、新潟県道164号白山停車場女池線、通称「和合線」や、複数の新潟市道などへアクセスすることができます。これらの県道や市道を経由することで、鳥屋野潟周辺の施設や、住宅地、商業地など、インターチェンジ周辺の様々な目的地へ向かうことが可能となります。新潟バイパスと一般道を結ぶ重要な結節点としての役割を果たしています。

周辺情報

桜木インターチェンジの周囲には、新潟市のランドマークとも言える施設がいくつか存在します。まず、美しい景観で知られる鳥屋野潟が挙げられます。また、学習施設としては新潟県立自然科学館や新潟県立図書館があり、多くの市民や来訪者が利用しています。さらに、スポーツ施設としては鳥屋野運動公園野球場があり、野球大会などが開催される際には、このインターチェンジがアクセス経路として利用されることが多いです。これらの施設へのアクセスを支える上で、桜木インターチェンジは重要な役割を担っています。

隣のインターチェンジ

国道8号・国道17号新潟バイパス上において、桜木インターチェンジは女池インターチェンジ（女池IC）と弁天インターチェンジ（弁天IC）の間に位置しています。具体的には、新潟西バイパス方面からは女池ICの次に、そして新潟市街地方面からは弁天ICの次に桜木ICが現れます。新潟バイパスを利用する際の進行方向によって、前後のインターチェンジが異なります。

関連項目

バイパス道路
日本のインターチェンジ一覧

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