梶原順

梶原 順 (かじわら じゅん)

1961年8月25日生まれの梶原順は、茨城県にルーツを持つ実力派ギタリストであり、スタジオミュージシャンとしても広く知られています。彼は1981年にアーティストのライブサポートからキャリアをスタートし、以降の活動を通じて多くの著名アーティストとの共演を重ねて来ました。

プロフィール・人物像

彼の音楽の旅は、マリーン、山本達彦、角松敏生といったアーティストとのライブサポート業務から始まり、その後も本田雅人や石川雅春と共にバンド『WITNESS』を結成しました。1990年代以降、スタジオワークにシフトし、彼の卓越した演奏技術と、様々な音楽スタイルに応じた柔軟な演奏スタイルによって、国内外のアーティストから重宝される存在となりました。

特に、渡辺貞夫グループや本田バンドのギタリストとして高い評価を受けており、彼の活躍はライブサポートだけにとどまらず、多彩なセッションにおいても目立っています。また、彼のオリジナルバンドとしての活動も進行中で、SOURCEやJ&B、JとBは観客で賑わう人気のライブイベントを展開しています。

教育者としての側面

近年、梶原は後進の育成にも力を入れており、洗足学園音楽大学や昭和音楽大学で講師として指導を行っています。彼の教え子には、ベーシストの川内啓史やドラマーの小笠原拓海があり、共に「梶原順トリオ」や本田雅人を迎えたプロジェクト「Just For Fun」などの活動を行っています。さらに、彼はウェブサイト「4CREATOR.com」の監修も手掛け、若手ミュージシャンに豊富な経験と知識を伝えるための活動を展開しています。

音楽作品

彼は2007年にソロアルバム『EVER』をリリースし、これが彼のキャリアで初めてのソロ作品となります。その後も『Lovesong Book』や『Triple Acoustic Guitars』といった作品を発表しており、日本の音楽シーンでの確固たる地位を築いてきました。

ディスコグラフィー

• - EVER (2007年、Brand-New Music)
• - You Make Me Smile (Brand-New Music)
• - Lovesong Book (2010年、Brand-New Music)
• - Triple Acoustic Guitars (2020年、Brand-New Music)

参加作品

梶原順は多くのアーティストやプロジェクトに参加しており、アーティスト名のアルファベット順に記載すると、青木智仁、ASKA、角松敏生、沢田聖子などが含まれています。これまでの音楽キャリアには、様々なジャンルにわたる楽曲があり、その全てで彼のギタープレイを楽しむことができます。

著書

また、彼は音楽についての著書も執筆しており、特に『1年後、目指すギタリストになれる練習法 一生、音楽と向き合っていくために』や『梶原順 ギターレコーディングの流儀 プロの現場のシミュレーションから学ぶ匠の技と心得(DVD)』などが知られています。

結論

梶原順は、ギタリストとしての活動だけでなく、教育者としての役割も果たし、後輩たちに多くの影響を与えている存在です。彼の音楽に対する情熱と献身的な姿勢は、今後も多くの人々に感動を与え続けるでしょう。

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