森山茂和

森山 茂和について

森山茂和（もりやま しげかず）は、1951年11月6日生まれの日本の競技麻雀プロ雀士で、日本プロ麻雀連盟の会長を務めています。山口県山陽小野田市出身で、専門教育は専修大学で受けました。現在、彼は同連盟内で九段の段位を保持しており、さらに麻雀オンラインゲーム「龍龍」の運営会社である有限会社MNSの運営責任者としても活躍しています。

経歴と実績

森山は麻雀大会や各種企画の運営に大きく貢献しており、特に「麻雀マスターズ」や「プロクイーン決定戦」といった連盟の重要なタイトル戦の企画にも関与しています。彼の多忙な日程により、最近は鳳凰戦には参加していませんが、様々な活動に従事しています。また、コナミから依頼を受けた際には、プロ雀士が実際に参加する形の企画を立ち上げ、麻雀格闘倶楽部2にプロ雀士が参戦するきっかけを作りました。

麻雀スタイルと特徴

森山の雀風は、手役の構築を重視し、最終形でリーチをかけるスタイルです。彼は高い打点を好むファイター型の雀士であり、逆境にあっても決して諦めず、手役を完成させる熱意から「闘将森山」や「手役アーティスト」といった異名を持つようになりました。彼のプレイスタイルの特徴としては、基本的に強打する傾向があり、特にリーチやツモった瞬間には非常に派手に強打することが知られています。好む手役はメンホン、メンチン、三色同順です。

出版物と動画作品

森山氏は多くの著作を残しています。特に「麻雀超脳力―勝ち組になるために」（2002年）や「森山茂和の麻雀 キミも勝ち組になれる」（2003年）などは、彼の麻雀に対する考え方や戦略を知る上で非常に役立つ書籍です。また、「麻雀 プロはこう読む テンパイ推理からツキの状態まで」（2013年）では、彼の洞察を基にした多様な戦略が紹介されています。

主なタイトル

これまでに森山氏は数多くのタイトルを獲得しており、その中には第12期最強位やモンド21杯第6回、王位第9期、また天空麻雀の3回目から6回目、7回目、12回目、13回目、16回目までの優勝などがあります。これらのタイトルは彼の競技者としての実力を証明するものであり、麻雀界における地位を確立する要因となっています。

メディア出演

映画やオリジナルビデオにも出演しており、2022年には「麻雀最強戦 the movie」で監督の原澤遊風と共演しました。さらに、モンド21麻雀プロリーグや天空麻雀などのテレビ番組にも出演しており、幅広い視聴者に麻雀の魅力を伝えています。

まとめ

森山茂和は、麻雀界において非常に影響力のあるプロ雀士であり、多くの業績やタイトルを通じてその名を馳せています。彼の情熱と思考が根底にある麻雀に対する取り組みは、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。彼の存在は、日本の競技麻雀の発展に大いに貢献しています。

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