森川由起乙

森川由起乙（もりかわ ゆきお）は、1993年2月6日生まれのラグビーユニオン選手で、現在、ジャパンラグビーリーグワンの東京サントリーサンゴリアスに所属しています。兵庫県尼崎市出身で、ポジションはフォワードの最前列、プロップ（PR）を務めています。身長180cm、体重112kgという恵まれた体格を持ち、チーム内では「もり」「ゆきお」という愛称で親しまれています。

森川選手は、13歳からラグビーを始めました。その才能は早くから開花し、U17日本代表に選出された経験を持ちます。ラグビー一家に育ち、男5人兄弟の三男として、兄弟にもラグビー選手がいます。四男の呉味和昌（ご みわまさ）は同じくプロップとして活躍し、2020年に引退。五男の呉季依典（ご きえすけ）はフッカーとして、森川選手と同じ東京サントリーサンゴリアスに所属しています。兄弟揃ってラグビー選手という、スポーツ一家の環境で育ちました。

2011年、京都成章高校を卒業後、帝京大学に進学。京都成章高校時代にはキャプテンを務め、高校日本代表候補にも選ばれるなど、リーダーシップと高い実力を兼ね備えていました。帝京大学では2014年にラグビー部の副将に就任。チームを牽引する存在として活躍しました。2015年に大学を卒業後、サントリーサンゴリアス（現・東京サントリーサンゴリアス）に加入し、同年11月13日にはジャパンラグビートップリーグ第1節のパナソニック ワイルドナイツ戦で先発出場を果たし、公式戦デビューを飾りました。2021年には、社員選手からプロ契約選手へと転身。同年、再結成されたサンウルブズのメンバーにも選出され、更なる飛躍を遂げました。

国際舞台での活躍も目覚ましく、2022年7月2日にはリポビタンDチャレンジカップ2022のフランス戦で途中出場を果たし、日本代表としての初キャップを獲得しました。2022年7月9日現在、日本代表キャップは2を数えています。

森川選手の大学時代の同級生には、小瀧尚弘、権裕人、杉永亮太、流大、朴成基、東恩納寛太、町野泰司、山崎雄希など、現在も各方面で活躍する選手が多くいます。彼らと共に切磋琢磨した経験は、森川選手の成長を大きく後押ししました。

森川由起乙選手は、その恵まれた体格と高い運動能力、そして持ち前のリーダーシップで、チームを勝利に導く、今後の活躍が期待される選手の一人です。

主な経歴

1993年: 兵庫県尼崎市に生まれる。
2011年: 京都成章高校卒業。
2015年: 帝京大学卒業後、サントリーサンゴリアスに加入。
2021年: プロ契約選手に転身、サンウルブズに選出。
2022年: 日本代表初キャップ獲得。

関連情報

兵庫県出身の人物一覧
京都成章高等学校
帝京大学ラグビー部
東京サントリーサンゴリアス
サンウルブズ

外部リンク

東京サントリーサンゴリアス 森川 由起乙
帝京大学ラグビー部 森川 由起乙

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