流大

流大（ながれ ゆたか）

プロフィール

流大は、1992年9月4日に福岡県久留米市で生まれた日本のラグビー選手です。ポジションはスクラムハーフ(SH)で、その高いスキルとリーダーシップからチームを牽引する存在として知られています。愛称は「ナギー」で、多くのファンから親しまれています。

生い立ちとラグビーとの出会い

9歳の時、ご両親の勧めでラグビーを始め、地元のラグビースクールに入団しました。久留米市立牟田山中学校に進学し、中学校時代はサッカーもプレーしていました。高校は当初東福岡高校を志望していましたが、熱心な誘いを受け、荒尾高校に進学。高校3年時にはラグビー部のキャプテンを務めました。

大学時代

帝京大学に進学すると、1年生からラグビー部のトップチームに参加。4年生時には主将としてチームを牽引し、大学選手権6連覇という偉業を達成しました。この活躍により、学生ラグビー界でその名を知らしめました。

トップリーグでの活躍

2015年3月、サントリーサンゴリアスへの加入が発表されました。同時に、サントリー本社に勤務し、営業職として午後3時まで外回りの業務を行うという異色のキャリアをスタートさせました。同年11月13日には、トップリーグ初出場を果たしました。2016年にはチームの主将に就任し、そのリーダーシップを発揮しました。

日本代表としてのキャリア

2017年4月22日、アジアラグビーチャンピオンシップ2017の韓国戦で日本代表初キャップを獲得。この試合では主将も務めました。2019年と2023年のラグビーワールドカップでは、日本代表メンバーに選出され、世界の大舞台で活躍しました。特に2023年大会をもって日本代表を引退しました。

家族

兄の流大輔さんは、独立リーグで盗塁王を獲得した元プロ野球選手です。現在は久留米市で野球塾を主宰しており、小中学生の指導にあたる傍ら、プロ野球選手の自主トレーニングの場としても提供しています。

エピソード

流選手は、同じ帝京大学出身の姫野和樹選手と非常に仲が良いことで知られています。先輩後輩の関係でありながら、お互いに敬語を使わず親しく会話を交わしています。また、ゲーム好きの姫野選手とはゲーム対戦で勝利したこともあります。2023年のワールドカップで流選手が代表を引退する際、姫野選手は「彼がいたから頑張れた」と、流選手への尊敬の念を表しました。

日本代表の中では最も小柄な選手の一人ですが、食事の際には誰よりも早く完食するという一面も持っています。また、お笑い芸人であるナイツの塙宣之さんと顔が似ていることでも話題になり、ラジオ番組で対面した際には、多くの反響を呼びました。

受賞歴

2016-17 ベストフィフティーン
2017-18 ベストフィフティーン

CM出演

富士フイルム『お正月を写そう♪2020 ラグビー七福神・音チェキ』篇（2019年12月28日 - ）

関連事項

熊本県立荒尾高等学校
帝京大学ラグビー部
東京サントリーサンゴリアス
サンウルブズ
清原祥 - 荒尾高校時代の同級生。
町野泰司 - 荒尾高校・帝京大学時代の同級生。
小瀧尚弘 - 帝京大学時代の同級生。
権裕人 - 帝京大学時代の同級生。
杉永亮太 - 帝京大学時代の同級生。
朴成基 - 帝京大学時代の同級生。
東恩納寛太 - 帝京大学時代の同級生。
森川由起乙 - 帝京大学時代の同級生。
山崎雄希 - 帝京大学時代の同級生。

外部リンク

ヒト・コミュニケーションズサンウルブズ PLAYERS & STAFF
流大 (@ngrytk9) - X（旧Twitter）
Yutaka Nagare (@nagare0904) - Instagram
Yutaka Nagare Rugby Union

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