植田将太

植田 将太について

植田将太（うえだ しょうた）は、1997年12月18日生まれで、大阪府大東市出身のプロ野球選手です。現在、千葉ロッテマリーンズに所属し、ポジションは捕手です。右投右打の選手であり、若手選手としての活躍が期待されています。

経歴

プロ入り前

植田は小学校1年生の時に野球を始め、オール松原ボーイズに入団しました。少年期には光山英和監督の指導を受け、基礎をしっかり築きました。四條畷学園中学校に在学中は生駒ボーイズに転籍し、3年生の時にはNOMOジャパンに選出され、才能を発揮しました。高等学校は名門の慶應義塾高等学校に進学し、同期には津留﨑大成や柳町達がいます。

その後、慶應義塾大学に進み、大学野球での活躍が見込まれました。しかし、郡司裕也という優れた捕手が在籍していたため、出場機会はなかなか得られませんでした。3年秋のリーグ戦では代打で初安打を放ったものの、冬から右肘痛が悪化し、4年春にはトミー・ジョン手術を受けることになりました。この結果、大学での出場はわずか1回に留まりました。

2019年には、ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから育成2位指名を受け、契約を結びプロ入りしました。トミー・ジョン手術後のリハビリ中という異例の状況での指名でしたが、背番号125が与えられ、新たな挑戦が始まりました。

ロッテ時代

プロ入りの初年度となる2020年は、イースタン・リーグで35試合に出場し、打率は.111でした。2021年には、一軍の正捕手である田村龍弘が怪我で離脱したこともあり、状況が厳しくなる中、彼はエキシビションマッチで阪神タイガース相手に初安打を放つなど、存在感をアピール。さらに、8月30日には支配下登録され、背番号95に変更されました。

2022年は一軍出場はなかったものの、イースタン・リーグで68試合に出場し、少しずつ打撃も改善していきました。オフには前年と同じ年俸の420万円で契約を更新しました。2023年1月には背番号が45に変更され、5月30日に一軍に昇格。その後、6月1日の読売ジャイアンツ戦でついにプロ初出場、初スタメンを飾りました。

選手としての特徴

植田選手は、その堅実な捕球技術や地肩の強さ、また柔軟な下半身を活かした全力プレーに定評があります。打撃においても思い切りの良さを持ち合わせており、長打力が彼の魅力のひとつです。

記録

初出場は2023年6月1日に行われた読売ジャイアンツとの試合で、先発捕手としてチームに貢献しました。なお、植田が着用している背番号は、2020年から2021年まで125、2021年8月30日から2022年まで95、以降2023年から45です。

まとめ

植田将太選手は、千葉ロッテマリーンズの期待の若手捕手として、キャリア初のシーズンを迎えています。多くの困難を乗り越え、プロとしての成長を果たす姿に今後も目が離せません。

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