楠見薫

楠見 薫(くすみ かおる)



楠見薫は、1967年6月19日生まれの日本の女優で、和歌山県出身です。彼女は元々劇団遊気舎に所属しており、現在はリコモーションという事務所で活動しています。夫は演出家や劇作家として知られる後藤ひろひとで、この2人は芸能業界でお互いを支え合う関係にあります。

人物背景とキャリアの概要



楠見は1989年から2001年にかけて、劇団遊気舎の看板女優として活躍し、さまざまなテレビや映画にも出演してきました。彼女は演劇において、自身でプロデュースする公演も行い、幅広いジャンルでの才能を発揮しています。また、2015年連続テレビ小説あさが来た』においては女中役でレギュラー出演し、特に「ほんにほんに」という台詞で多くの視聴者の心に印象を残しました。彼女はNHK大阪放送局が制作する連続テレビ小説には、1996年度の『ふたりっ子』から2023年度の『ブギウギ』まで10作品に出演しており、「隠れ朝ドラ女王」とも称されています。

学歴とプロフィール



和歌山県立那賀高等学校を卒業後、楠見は芸能の道へ進みました。彼女の血液型はB型、身長は163cm、体重は54kgです。趣味としては、ホームページ作りや登山があり、特技として水泳とソフトボールを持っています。

主な出演作品



楠見は多くのテレビドラマに出演しています。NHKでは、以下の作品に登場しました。

- 『ふたりっ子』(1996年) - 辻まりえ役
- 『芋たこなんきん』(2006年) - 中川君子役
- 『ウェルかめ』(2009年) - 小竹喜美子役
- 『ごちそうさん』(2014年) - 諸岡キヨ役
- 『マッサン』(2015年) - 斉藤先生役
- 『あさが来た』(2015年 - 2016年) - かの役
- 『わろてんか』(2017年) - 女中頭・スミ役
- 『スカーレット』(2020年) - 日高れい子役
- 『おちょやん』(2020年 - 2021年) - 女中頭・かめ役
- 『ブギウギ』(2023年) - あん摩のアサ役

また、彼女はFMシアター青春アドベンチャーなどのラジオドラマにも出演し、様々なメディアでその才能を発揮してきました。

映画とCM活動



出演する映画も多く、代表的な作品には『ぼくんち』(2003年)、『UDON』(2006年)、『おろち』(2007年)などがあります。また、CMにも頻繁に登場し、企業のプロモーションに貢献してきました。例えば、DHCの薬用のど飴や東京ガスのCMなど、幅広い広告にその姿を見せています。

最新情報



現在も活躍が続く楠見は、2024年に舞台『とんかつロック』に出演予定で、ますます多彩な活動を展開しています。彼女の今後の活躍から目が離せません。

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