楢崎教子とは？意味をやさしく解説 - サードペディア百科事典

楢崎教子

楢崎教子（ならざきのりこ、旧姓：菅原、1972年 9月27日 - ）は、岩手県東磐井郡千厩町（現：一関市千厩町）出身の元柔道選手。現在は柔道指導者として活動し、福岡教育大学専任講師を務めています。神奈川県大和市育ち。身長157cm。得意技は体落と寝技。

楢崎教子は、母親が岩手県千厩町、父親が藤沢町の出身。生後間もない頃から幼稚園入園までの約3年間を千厩町で過ごしました。4歳の頃から父親が主宰する菅原道場（神奈川県大和市）で柔道を始めました。

日本大学藤沢高等学校卒業後、筑波大学に進学。大学卒業後は株式会社ダイコロへ入社しました。1996年のアトランタオリンピックに菅原姓で出場し、見事銅メダルを獲得。翌1997年3月には、筑波大学の1年先輩である楢崎兼司と結婚。結婚後も学業を続け、筑波大学大学院に進学しました。

一度は第一線を離れたものの、「まだ燃え尽きていない」という思いから復帰。1999年のバーミングハム世界選手権では見事優勝を果たしました。2000年のシドニーオリンピックには、日本柔道界で初めて「主婦」として出場し、銀メダルを獲得しました。

シドニーオリンピックを最後に現役を引退。2001年4月からは文教大学女子短期大学部専任講師に就任しました。2003年からは1年間、日本オリンピック委員会（JOC）在外研修員としてアメリカ合衆国ネブラスカ州オマハにて研修を受けました。2005年に文教大学を退職し、同年からアメリカ合衆国コロラド州ボルダーへ移住し、柔道指導者として活動。ナショナルトレーニングセンター（NTC）勤務（2008年）を経て、2010年春からは福岡教育大学保健体育講座専任講師に就任しました。

1996年アトランタオリンピック銅メダル
1999年バーミングハム世界選手権優勝
2000年シドニーオリンピック銀メダル

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