極限環境生物学会

極限環境生物学会は、極限環境生物研究の発展と、極限環境生物の研究・教育・利用の推進を目的として1999年に「極限環境微生物学会」として設立されました。2010年に現在の名称に変更され、未知の生命を死滅から守り、保存して次世代に伝えることを使命としています。

事務局は、神奈川県横浜市緑区長津田町に所在する東京工業大学大学院生命理工学研究科生物プロセス専攻 中村聡研究室内に置かれています。

極限環境微生物学の発展

近年、極限環境微生物学は急速な進展を見せており、多様な微生物が極限環境にも存在することが明らかになってきました。現在では、極限生命の探索は地殻内生命体へと向かい、さらには地球外生命体の存在可能性に関する研究へと繋がっています。

極限環境微生物学の重要性

今日の地球環境問題、生命の起源研究、医薬品や有用物質の生産、バイオテクノロジーの発展にとって、極限環境微生物学は不可欠な存在です。21世紀の新たな研究展開において、極限環境微生物学は重要な役割を果たすことが期待されています。

主な事業内容

学会では、以下の事業を行っています。

研究発表会・講演会等の開催
学会誌の発行
国際極限環境生物学会等との連携
研究奨励賞・ポスター賞の授与

学会誌

学会誌として『極限環境生物学会誌』（Journal of Japanese Society for Extremophiles）を発行しています。

関連学会

日本宇宙生物科学会
生命の起原および進化学会

関連項目

* 極限環境微生物

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