榮倉奈々

榮倉奈々（えいくら なな）

榮倉奈々は、1988年2月12日生まれの日本人女優、タレント、ナレーター、そしてファッションモデルです。鹿児島県出身で、現在は研音に所属しており、俳優の賀来賢人を夫に持つことでも知られています。義理の叔母は女優の賀来千香子です。

来歴

榮倉は2002年、中学3年生のときに渋谷の「109」でスカウトを受けて芸能界入りしました。次第に、女性向けファッション誌『SEVENTEEN』の専属モデルとなり輝かしいキャリアをスタートさせました。2004年にはNHKのテレビドラマ『ジイジ〜孫といた夏』で女優としての初役を務め、2006年には『ダンドリ。〜Dance☆Drill〜』で初主演を果たしました。

そして2008年にはNHKの朝ドラ『瞳』でヒロインを担当し、その名は一層多くの人々に知られることとなります。彼女はその後も数々の人気ドラマや映画に出演し、特に2009年の『メイちゃんの執事』や、2010年の『余命1ヶ月の花嫁』での活躍が光ります。本作では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。

榮倉は2012年に映画『東京公園』で最優秀助演女優賞を受賞するなど、次第に女優としての実力と名声を確立していきました。他にも、映画『のぼうの城』や『図書館戦争』系列でヒロイン役を演じ、2014年のドラマ『Nのために』や映画『わたしのハワイの歩きかた』での主演も含め、数々の話題を提供しました。

さらに2023年には、自らのアパレルブランド「newnow」を立ち上げ、新しい企業のCEOに就任するなど、ファッション界にも進出を果たしました。

私生活

榮倉は、2016年のドラマ『Nのために』で共演した賀来賢人と1年の交際を経て結婚しました。結婚後は2017年に第1子を出産、2021年に2人目を迎え、家庭生活を大切にしながら仕事に励んでいます。 彼女は、妊娠中でも健康を意識し、体調を見ながら活動を続ける姿勢が印象的です。

人物特性

中学校の演劇部の活動を通じて演技に目覚めた榮倉は、特技として三味線と民謡に取り組んでいます。尊敬する女優や俳優としては、篠原涼子や西田敏行の名前を挙げ、プライベートでは様々な友人たちと親しい関係を築いています。特に絢香や加藤ローサとは仲が良いようです。

彼女は、映画『図書館戦争』でのアクションシーンの経験がきっかけで、運動への興味を持つようになり、今では健康維持にも積極的に取り組んでいます。また、漫画『ONE PIECE|ONE_PIECE』の大ファンでもある彼女は、可愛らしい犬と猫を飼っており、愛情たっぷりの家族を形成しています。

受賞歴と出演歴

榮倉はこれまでに、日本アカデミー賞新人俳優賞や高崎映画祭の最優秀助演女優賞など多くの賞を受賞しており、映画やドラマの両分野で確固たる地位を築いてきました。彼女の出演作には、映画『余命1ヶ月の花嫁』や『図書館戦争』、連続テレビドラマ『泣かないと決めた日』や『テセウスの船』をはじめ、様々なジャンルにわたる作品が紀録されています。

榮倉奈々は、今後もその才能を生かし、私生活と仕事の両方での活躍が期待される日本を代表する美女です。

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