樋口あかり

樋口 あかり

樋口あかり（ひぐち あかり、1976年5月8日生まれ）は、日本のフリー女性声優で、三重県出身です。現在は東京都に在住しており、身長は160cmで血液型はO型です。彼女の本名は樋口暁里です。

来歴

樋口は1999年に勝田声優学院に入学しましたが、1年後の2000年に中退します。その後、2002年に俳協ボイスアクターズスタジオに入学し、2003年に卒業し東京俳優生活協同組合に所属しました。2008年にはアクロスエンタテインメントに移籍し、2011年には声優業を引退する決意を固め退所。直後に『コバート・アフェア』で主演として抜擢され、以降フリーの声優として活動を開始しました。

人物背景

樋口は幼少期から吹き替え映画やアニメに親しみを持ち、声優としての道を選びました。勝田声優学院では中退を余儀なくされたものの、学院長にその才能を惜しまれるほどであったと語られています。彼女はその後、勝田声優学院とは異なる教育方針の俳協ボイスアクターズスタジオに移籍し、様々なキャラクターを演じるようになります。

樋口は特に多様な声色や声質を使って、幼児から高齢者まで幅広い役柄を演じ分ける技術に秀でています。そして『地球ドラマチック』などの番組で長年にわたり複数の役を担当し続けています。2010年代末からは、新進声優への進路相談やスタジオでの録音体験を通じてアドバイザーとしての活動にも取り組んでいます。

出演履歴

テレビアニメ

樋口のキャリアには数多くのテレビアニメがあり、代表的な作品には以下のようなものがあります。

• - ゼロの使い魔（2006年 - 2012年）：ジェシカ役
• - 地獄少女（2005年 - 2017年）：岩下の母親役
• - 夏目友人帳（2008年 - 2017年）：瓜姫役
• - メガロボクス（2018年 - 2021年）：朝本部長役

劇場アニメ

• - スチームボーイ（2004年）：声の出演
• - 劇場版夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜（2018年）：瓜姫役

吹き替え・映画

様々な映画にも声を提供しており、主な作品には以下が含まれます。

• - ウィッチマウンテン/地図から消された山（サラ役）
• - シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
• - トワイライトシリーズ（ロザリー・ヘイル役）

ゲーム

樋口はまた、多数のゲームにも声を提供しています。代表的な作品には以下があります。

• - ドラゴンフォース（2005年）
• - バイオハザードシリーズ（ミア役）
• - ファイナルファンタジーXVI（2023年）

特徴と影響

樋口あかりはその声の表現力、キャラクターの演じ分けに定評があり、業界内で広く認識されています。彼女の豊かな声色や演技力は、新たな世代の声優たちにとっての模範となっています。さらに活動を通じて、声優業界の発展にも寄与しており、若手声優の育成にも力を入れています。樋口の存在は、日本の声優界における重要な位置を占めています。

もう一度検索