樋口 聖典 (ひぐち きよのり)のプロフィール
樋口聖典(
1981年8月20日生まれ)は、福岡県
田川郡川崎町出身の日本の起業家であり
実業家です。彼は、株式会社BOOKの代表取締役を務めるほか、元よしもとクリエイティブ・エージェンシーの所属芸人としても知られています。また、どぶろっかーずというロックバンドでは
ギターを担当しています。所属するJAPAN MENSAの会員でもあり、彼の座右の銘は「男真ん中堂々と」とされています。
学歴と音楽経歴
樋口は
福岡県立田川高等学校を卒業後、
九州芸術工科大学を経て、
九州大学大学院を修了しました。在学中は3ピースバンド「金的三番街」の
ギターボーカルとして活動していましたが、バンドは後に解散しました。音楽活動を続ける中で、中学からの旧友である青柳貴哉とともに、東京NSCの15期生として入学し、2010年4月に卒業しました。同期のニューヨークに言わせると、樋口は「音楽も勉強も優れた才能を持ちながらも、唯一苦手だったのが人を笑わせることだった」ということで、彼が芸人の道を選んだ理由が垣間見えます。
起業家としての活動
2011年には、弟の樋口太陽と共に株式会社オフィス樋口を設立しますが、彼は後にその職を退きます。その後、2014年にお笑いコンビ
どぶろっくとロックバンドどぶろっかーずを結成し、音楽活動に取り組みつつ、地域活性化にも力を入れています。特に、地元福岡県
田川市にある元小学校を改装した複合施設「いいかねPalette」を運営し、地域のクリエイターや起業家を支援する活動を行っています。
樋口はSNSを通じての結婚相手募集や、交際期間わずか0日での入籍といったユニークな出来事でも注目を集めています。さらに、2018年からはPodcast番組「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」を立ち上げ、その内容が評価され、JAPAN PODCAST AWARDS2019において大賞を受賞しました。Spotifyが選定する「Spotify賞」も受賞し、彼の活動の幅広さが示されています。
コンビ活動の復活と最近の活動
2016年以降は音楽活動に重点をおいていましたが、NSCの同期である「
忘れる。」とのイベントをきっかけに、
ギチとしてのコンビ活動を再開しました。2021年4月からは新たなPodcast番組『
ギチの完全人間ランド』を開始し、リスナーとの交流を深めています。
最近では、彼の家族に関しての発表も注目され、2022年12月には次男が
ダウン症候群であることを公表しました。この事実は、多くの人々に勇気を与えるきっかけとなっています。
出演メディア
樋口は様々なメディアに出演しており、テレビ番組「
竹山ロックンロール」や「
お願い!ランキング」などでの特集が話題になりました。また、ラジオ番組にも多く参加しており、特に「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」などのPodcastでは多くのリスナーを獲得している点でも注目されています。
外部リンク
樋口聖典の活動は、音楽やお笑いというエンターテイメント分野だけでなく、地域への貢献やファミリーのことにも広がっており、今後のさらなる発展が期待されます。