横尾山荘

横尾山荘について

横尾山荘は、長野県松本市安曇の上高地、梓川左岸の標高1,620mに位置する山小屋です。中部山岳国立公園内にあり、槍ヶ岳、穂高連峰、蝶ヶ岳といった北アルプスの名峰への登山道が分岐する地点にあります。上高地からは徒歩で約3時間10分とアクセスしやすく、多くの登山者にとって重要な拠点となっています。

歴史

横尾山荘の歴史は、1947年（昭和22年）に山田利一氏によって横尾小屋として建設されたことに始まります。山田氏は、常念小屋や一ノ俣小屋も創設した人物です。

• - 1955年（昭和30年）：二代目山田宏吉氏により客室棟が新築されました。
• - 1972年（昭和47年）：本館と食堂棟が改築され、より快適な空間となりました。
• - 1999年（平成11年）：浴室が改築され、浴場棟「悠湯館」が完成し、登山者の疲れを癒やす場所となりました。
• - 2008年（平成20年）：三代目山田直氏により客室棟が再度改築され、より快適な宿泊環境が提供されるようになりました。

施設情報

横尾山荘は、以下の施設とサービスを提供しています。

• - 営業期間: 4月27日 - 11月5日（2011年度の情報）
• - 客室数: 30室
• - 宿泊定員: 250名
• - 浴場: 悠湯館
• - その他: 売店、食堂
• - 宿泊料金: 1泊2食付き 9,500円

周辺情報

横尾山荘周辺には、以下の施設やスポットがあります。

• - 横尾大橋: 梓川にかかる橋で、山荘へのアクセスに利用されます。
• - 国設横尾野営場: テント100張が可能なキャンプ場と、冬期避難小屋が併設されています。
• - 携帯電話: auは、蝶ヶ岳ヒュッテのアンテナを利用し、前穂高岳の屏風岩で反射させることで、横尾山荘周辺を通話可能エリアとしています。

周辺の山小屋と登山ルート

横尾山荘は、周辺の山々への登山ルート上に位置しており、以下の山小屋が周辺にあります。

(具体的な山小屋名と登山ルートについては、詳細な地図や登山情報をご確認ください。)

横尾山荘は、これらの山々への登山拠点として利用され、多くの登山者にとって重要な役割を果たしています。

参考文献

• - 『北アルプス槍・穂高連峰』山と溪谷社〈ヤマケイ アルペンガイド7〉、2008年5月、p.116頁。ISBN 9784635013512。
• - 『山と溪谷2008年11月号』山と溪谷社、2008年10月、pp.148-151、ASIN B001GZK9OK頁。

関連情報

• - 横尾: 横尾山荘が位置する場所の名称。
• - 山小屋: 山岳地帯に建てられた宿泊施設。
• - 中部山岳国立公園: 日本の国立公園の一つで、北アルプスを含む地域。

外部リンク

• - 奥上高地 横尾山荘ホームページ
• - 上高地公式Website
• - 北アルプス山小屋友交会
• - 北アルプスブロードバンドネットワーク

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