横手市立平鹿中学校

横手市立平鹿中学校

横手市立平鹿中学校は、秋田県横手市平鹿町浅舞に位置する公立中学校です。1997年、浅舞中学校、吉田中学校、醍醐中学校の統合により新設されました。

概要

平鹿中学校の校舎は、打放しコンクリートのデザインが特徴的です。これは、1994年に閉校した平鹿高等学校（横手東高等学校と統合し、平成高等学校へ）の跡地に建てられました。統合前の各中学校の歴史を সংক্ষিপ্তし、平鹿中学校の設立に至る経緯を解説します。

沿革

1947年4月1日：学校教育法施行により、浅舞町立浅舞中学校、吉田村立吉田中学校、醍醐村立醍醐中学校が創立。
当初は財政的な問題から、各中学校は小学校に併設される形で開校。
1948年12月11日：浅舞中学校が独立校舎を竣工。
1949年4月4日：醍醐中学校が独立校舎を竣工。
1950年11月30日：吉田中学校が独立校舎を竣工。
1956年8月23日：醍醐中学校が新校舎を竣工。
1956年10月1日：町村合併により浅舞中、吉田中は「平鹿町立」を冠するようになる。
1957年4月1日：醍醐村編入により醍醐中も「平鹿町立」を冠するようになる。
1958年6月26日：吉田中、体育館が竣工。
1959年3月5日：浅舞中、校歌を制定。
1960年11月26日：吉田中、管理棟・特別教室を増築。
1964年6月26日：吉田中、技術室と西側トイレを増築。
1966年1月22日：浅舞中、新校舎竣工式を挙行。
1978年7月23日：醍醐中、体育館が竣工。
1981年12月8日：吉田中、教室棟を改築。
1981年12月19日：醍醐中、校舎を改築。
1997年4月1日：「平鹿町立平鹿中学校」として開校。
1997年4月7日：第1回入学式挙行。
1997年4月28日：落成式挙行。
1999年10月16日：県のふるさと子どもドリーム支援事業を活用し、駐輪場の壁に壁画を作成。
2001年1月22日：校訓制定。
2004年7月13日：学校道（そよかぜの道）開通。
2005年10月1日：市町村合併により「横手市立平鹿中学校」となる。
2020年1月17日：校舎の大規模改修工事が竣工。



少子化の影響により、平鹿町内の中学校の生徒数は減少傾向にありました。そこで、町内の3つの中学校を統合し、1997年に平鹿中学校が誕生しました。

閉校後の校舎

統合により閉校した各中学校の校舎は、その後、地域の施設として活用されています。

浅舞中学校：体育館のみを残し、「浅舞スポーツセンター」として利用。1997年に平鹿町によって開設され、2003年には文部科学省の「廃校利用の模範的なケース50件」に選定。冬場にはゴルフの打ちっぱなしや野球の練習場として活用されています。
吉田中学校：「吉田生涯学習センター（2023年4月1日からは吉田地区交流センター）」として利用。
醍醐中学校：「醍醐公民館（2023年4月1日からは醍醐地区交流センター）」として利用。

校歌

作詞：柿﨑信彦
作曲：菅原良吉
歌詞は学校の公式サイトに掲載

学区

横手市立浅舞小学校
横手市立吉田小学校
横手市立醍醐小学校

周辺情報

秋田県道270号浅舞醍醐線
十五野公園
横手市平鹿野球場（十五野公園野球場）
横手市浅舞陸上競技場

著名な卒業生

照ノ海十二（力士）：旧浅舞中学校卒業

参考文献

平鹿町史編纂委員会『平鹿町史』平鹿町、1984年。

関連項目

秋田県中学校一覧

外部リンク

* 公式サイト

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