横浜天理教館

横浜天理教館は、神奈川県横浜市西区北幸に位置する天理教の施設であり、超高層ビルとしての名称は横浜天理ビルです。運営は東京天理教館が行っています。

特徴

横浜駅西口に位置し、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズの隣に立地しています。1972年12月に竣工し、翌1973年に開業しました。竣工当時は、横浜市内では初めての高さ100mを超える超高層ビルであり、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズが開業するまでは、横浜駅西口のランドマーク的な存在でした。また、神奈川県内初の特定街区事業としても知られています。

かつてはビル前が高速バスの停留所として利用されていましたが、近年、貸切バスの需要が増加したことで交通渋滞が悪化していました。この問題に対応するため、2017年7月24日より貸切バスの乗降場は野村證券前に移設され、ビル前は横浜駅西口第3バスのりばとして整備されました。ビルの正面の道路を挟んだ向かい側には、岩崎学園ビル（ヨドバシカメラマルチメディア横浜や専門学校横浜fカレッジなどが入居）があります。

主なテナント

横浜天理教館には、以下のようなオフィスや店舗が入居しています。

オフィス
有限責任あずさ監査法人
オカムラ
天理教神奈川教務支庁

店舗
ほけんの窓口
デイリーヤマザキ
東京スター銀行
北海道（居酒屋）
三井住友銀行
三井のリハウス
リーブ21

5階は医療フロアとなっており、様々な医療機関が入居しています。

アクセス

横浜天理教館は、横浜駅西口から徒歩3分という非常に便利な場所にあります。地下街相鉄ジョイナスとも直結しており、雨の日でも濡れずにアクセスできます。

参考文献

山岸厳、山根昭、嵩英雄、作久田昌治
「コンクリートポンプによる軽量コンクリートの高さ102mの高所への施工報告 : その1. 工事記録(材料・施工,建築生産,防火) 」
『学術研究発表会梗概集. 構造系 (43)』、社団法人日本建築学会、1973年3月23日。

外部リンク

株式会社 東京天理教館

この施設は、天理教の信仰活動の拠点であるとともに、横浜駅周辺のビジネスや商業活動を支える重要な役割を担っています。また、横浜の歴史を語る上で欠かせない、ランドマークの一つでもあります。

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