横浜市立大道中学校

横浜市立大道中学校の概要と沿革

横浜市立大道中学校（よこはましりつ だいどうちゅうがっこう）は、神奈川県横浜市金沢区大道に位置する市立の中学校です。この学校は1961年に六浦中学校の分校として発足し、その後1963年に独立した中学校として開校しました。金沢区内で3番目の中学校となり、地域に根ざした教育を行っています。

開校当初、学校周辺は広がる田畑と美しい蘭の花で覆われており、校章にはその蘭がデザインされています。これにより、当時の豊かな自然環境を表しています。

沿革

大道中学校の歴史は次のように進展してきました。

• - 1959年3月 - 大道地区に六浦中学校の分校を設立するための計画が発表されました。
• - 1961年9月 - 六浦中学校の分校として、大道分校が開校しました。
• - 1963年5月 - 大道中学校として独立し、正式に開校しました。
• - 1965年9月 - 体育館兼講堂の建設工事が始まります。
• - 1966年1月 - 体育館が完成しました。
• - 1966年11月 - 学校の校旗が制定されました。
• - 1969年3月 - 校歌が制定され、学生たちの心を一つにする重要な存在となります。
• - 1971年9月 - プールが完成し、運動環境が整いました。
• - 1975年4月 - 新校舎が完成しました。
• - 1979年11月 - 全校舎の改築が完了し、式典が挙行されました。
• - 1991年11月 - 新しい体育館が完成し、学校施設が更に充実しました。
• - 1992年2月 - 校庭の整備が行われ、7月に完了しました。
• - 1995年8月 - 男子バスケットボール部が全国大会で3位に入賞しました。
• - 2022年8月 - 男子バスケットボール部が全国大会でベスト16入りし、その実力を証明しました。

また、学校の校地内には亜深海性貝類の産地を示す「野島層」の露頭があり、横浜市指定の天然記念物としても名高いものがあります。これにより、学校は自然環境への配慮も忘れずに教育の一環として重視しています。

著名な卒業生

この学校を巣立っていった卒業生の中には、様々な分野で活躍している著名人がいます。俳優の藤堂新二、スポーツライターの金子達仁、衆議院議員の浅川義治、プロバスケットボール選手の田臥勇太、元女子サッカー日本代表の矢野喬子といった方々がその代表例です。卒業生の活躍は、この学校の教育環境や指導が優れていることを示しています。

交通アクセス

交通面については、京急逗子線の六浦駅から徒歩30分ほどでアクセスできるほか、京浜急行バスや神奈川中央交通バスの「大道中学校前」停留所からは徒歩3分で到着します。知られざる魅力を持つ横浜市立大道中学校は、地域の教育振興の一翼を担っており、多くの生徒がここで学んでいます。

以上のように、横浜市立大道中学校はその歴史・施設・教育環境ともに充実した学校であり、地域に貢献し続けている教育機関です。

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