横浜市立子安小学校

横浜市立子安小学校の概要

横浜市立子安小学校は、神奈川県横浜市神奈川区新子安一丁目に構える公立の教育機関です。この学校は、創立から150年以上の歴史を持ち、横浜市内でも特に古い学校であります。2024年4月時点では、40のクラスで1176名の児童が学んでおり、学校の教育理念は「自分が好き 友だちが好き 学校が好き まちが好き」というように、自己肯定感や友情、学校、地域に対する愛着を育むことに重きを置いています。

歴史沿革

子安小学校の歴史は1873年（明治6年）にさかのぼります。当初は神奈川県橘樹郡西子安村に「子安学舎」として設立され、その後1880年に「公立子安小学校」と改称されました。1892年には「子安村立尋常子安小学校」と名を変え、1894年には現在の校舎の前身となる場所に移転、この日を開校記念日として定めました。

1911年には子安村が横浜市に編入され、「横浜市尋常小学校」と名付けられ、その後1923年には「横浜市子安尋常小学校」と改称されるなど、時代と共に名称や組織も変わっていきました。

1947年には現在の「横浜市立子安小学校」の名称が定められ、その後も多くの小学校が分離していく過程を経て、不断に発展を続けました。特に、1973年に創立100周年を迎えた際には記念式典も挙行されるなど、長い歴史を積み重ねてきました。

新しい校舎の建設も行われ、1982年には新校舎が完成、1993年には120周年、2003年には130周年、2013年には140周年を祝う式典が行われました。2018年には児童数の増加に伴い新しい校舎へ移転し、山本理顕設計による美しい新校舎が完成しました。2022年には創立150周年を記念して、特別なイベント「ペットボトルを数字の形に並べる最大の本数のギネス世界記録」にも挑戦しました。

アクセス

子安小学校へのアクセスは非常に便利で、京急本線の京急新子安駅からは徒歩5分、JR京浜東北線の新子安駅からも徒歩5分の位置にあります。また、JR横浜線の大口駅からも徒歩15分くらいで到着可能です。さらに、横浜市営バスの7系統や29系統の「子安小学校入口バス停」から徒歩3分という立地の良さも、多くの児童や保護者にとって助けとなっています。

子安小学校は、その豊かな歴史と教育理念を持ち続け、地域社会との結びつきを大切にしながら、未来の子供たちに質の高い教育を提供し続けています。

もう一度検索