横浜市立東永谷中学校

横浜市立東永谷中学校

横浜市立東永谷中学校（よこはましりつ ひがしながやちゅうがっこう）は、神奈川県横浜市の港南区、東永谷二丁目に位置する公立の中学校です。この学校は、略称として「東中」（とんちゅう）と呼ばれています。標準服が採用されており、学校の一体感を大切にしています。現在、300名以上の生徒が在籍しており、地域の小学校からの受け入れを行っています。

沿革

この中学校の歴史は1989年4月1日に始まり、同日開校記念日が設定されました。また、校歌や校章、校旗の制定は同年の12月1日に行われました。その後、1993年には焼窯庫が新たに設置され、1998年には標準服が導入されました。この年の10月31日に創立10周年記念式典も実施され、学校の成長を祝いました。

2000年代に入ると、自動販売機の設置や、2学期制試験の導入、パイオニアスクールよこはまの研究校への指定が行われました。さらに、2013年以降、北湯口多賀子氏や小池毅氏、青木照美氏がそれぞれ校長に就任し、学校運営に新たな風が吹き込みました。

教育目標

本校は、以下の教育目標を掲げています:

• - 自ら学び探求する姿勢を育む。
• - 他者の人格を尊重し、思いやりを持つ。
• - 地域及び国際社会に貢献できる感性を育てる。
• - 心身の健康や安全を重視し、強い意志を持って生活する力を高める。

これらの目標に基づき、生徒一人ひとりが自立した姿勢を持てるようサポートされています。

校則

横浜市立東永谷中学校では、「自治の精神」を重視しているため、厳しい校則は存在しません。ただし、携帯電話やお菓子の持参は禁止されています。普段の服装はジャージが基本であり、制服は入学式、卒業式、合唱祭、生徒総会、試験などの特別な行事時に着用されます。

学校行事と生徒会活動

学校は活発な生徒会活動を行っており、生徒会本部の下に7つの専門委員会と3つの実行委員会が設置されています。専門委員会には、整美や保健、図書、放送、生活福祉、学級を担当する委員会があります。実行委員会には、選挙管理、体育祭、文化祭の運営を担う委員会が含まれています。

部活動

部活動は運動系と文化系に分かれています。運動系にはソフトテニス、バスケットボール、バドミントン、サッカー、野球、女子バレーボールの各部があり、文化系では美術、吹奏楽、放送、コーラス部が活動しています。

交通アクセス

横浜市立東永谷中学校へのアクセスは、京浜急行バスの上1系統（南高校行き）に乗り、「南高校」バス停で下車後、徒歩約5分です。また、横浜市営地下鉄ブルーラインの上永谷駅からは徒歩約20分、上大岡駅からは徒歩約30分で到達可能です。

結論

神奈川県横浜市に位置する横浜市立東永谷中学校は、地域に根ざした教育を行い、生徒たちが自らの可能性を最大限に伸ばせる環境を整えています。入学後の成長を支援し、自信を持って社会に羽ばたく力を育むことに力を注いでいます。

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