横浜青葉インターチェンジ

横浜青葉インターチェンジの詳細解説

横浜青葉インターチェンジ（よこはまあおばインターチェンジ）は、神奈川県横浜市青葉区に位置する、東名高速道路のインターチェンジです。単なるインターチェンジとしての機能だけでなく、首都高速神奈川7号横浜北西線とのジャンクション、そして横浜青葉出入口も併設されており、非常に複雑な構造を持っています。

概要

このインターチェンジは、国道246号との接続、東名高速道路と首都高速神奈川7号横浜北西線の全方向接続、そして各料金所の設置を目的として建設されました。その結果、南北約1.5km、東西約0.4kmという大規模で複雑な構造となっています。特徴的なのは、東名高速道路で唯一のY型インターチェンジであるという点です。東名高速道路において、トランペット型ではないインターチェンジは、東京ICと裾野ICを含めてもわずか3箇所しかありません。

下り線（静岡・名古屋方面）へ進入する際には、本線合流後すぐに港北PAがあるため、合流車線がそのままPAへの減速車線となるという構造上の特徴があります。これにより、本線への合流車両とPAへ進入する車両が交差する「織り込み交通」が発生しやすいため、注意が必要です。

また、インターチェンジの開設に合わせて、1998年3月10日には国道246号の接続部分も高架化されました。さらに、供用開始当初から、横浜環状北西線との接続を見越した準備構造が設けられています。

道路

接続路線

E1 東名高速道路 (3-1番)
首都高速神奈川7号横浜北西線 (759番)

首都高速神奈川7号横浜北西線は、横浜北西トンネルが水底トンネルであるため、危険物積載車両の通行が禁止されています。

直接接続道路

国道246号
横浜市道市ヶ尾134号線（出口）、市ヶ尾87号線（入口）

間接接続道路

神奈川県道12号横浜上麻生線

料金所

料金所は全部で15ブースあり、内訳は以下の通りです。

東名入口
ETC専用 (時間帯によってはETC/一般)：1ブース
ETC/一般：2ブース
東名出口
ETC専用 (時間帯によってはETC/一般)：3ブース
一般：3ブース
東名→首都高
ETC専用：1ブース
ETC/一般：1ブース
首都高→東名
ETC専用：1ブース
ETC/一般：1ブース
首都高入口
ETC専用：1ブース
ETC/一般：1ブース

歴史

1970年代: 港北ニュータウンへの接続を目的としたインターチェンジとして構想されました。
1998年3月20日: 開設。横浜市北西部地域の交通利便性向上と、横浜町田インターチェンジ（旧称：横浜インターチェンジ）の渋滞緩和が目的でした。
2012年度: 首都高速神奈川7号横浜北西線が事業化。
2020年3月22日: 首都高速神奈川7号横浜北西線が開通。ただし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開通記念イベントと式典は中止となりました。
2021年8月5日: 料金所のスタッフに新型コロナウイルス感染者が多数発生したため、東名→首都高乗継用本線料金所が、当面の間ETC無線専用運用となりました。

周辺

谷本川
東急田園都市線 市が尾駅、藤が丘駅
横浜市青葉区役所
港北ニュータウン
神奈川県立川和高等学校
神奈川県立市ヶ尾高等学校
横浜市立谷本小学校
横浜市立谷本中学校
桐蔭学園

隣接するインターチェンジ

E1 東名高速道路

(3) 東名川崎IC - (3-1) 横浜青葉IC/JCT - 港北PA - (4) 横浜町田IC

首都高速神奈川7号横浜北西線

横浜港北JCT/ (757,758)横浜港北出入口 - 横浜青葉JCT/(759) 横浜青葉出入口

その他

インターチェンジのランプ橋下の空間の一部は、横浜市の放置自転車保管場所として利用されています。
また、当ICから東京方面に約1キロの地点には、昭和40年代に横浜市が土地区画整理事業に合わせてインターチェンジ用地として買収した市有地（現在の市ヶ尾町公園）があります。

関連情報

日本のインターチェンジ一覧
核都市広域幹線道路

外部リンク

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新東名 東名 西湘バイパスエリア｜標識ナビまっぷ | 料金・ルート検索 | ドライバーズサイト | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本

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