橋本侑樹 (野球)

橋本侑樹 - プロ野球選手

橋本侑樹（はしもと ゆうき）は、1998年1月8日生まれのプロ野球選手で、福井県大飯郡高浜町出身の左投手です。彼は中日ドラゴンズに所属しており、日々の練習と試合を通じて、成長を遂げています。

経歴

プロ入り前

橋本は幼少期から野球に親しみ、高浜町立高浜小学校3年生の時に野球を始めました。その後、高浜町立高浜中学校では若狭高浜ボーイズで活躍し、高校は岐阜県の大垣日本大学高等学校に進みました。高校1年生の夏には、夏の甲子園で好機に恵まれ、開幕戦で救援登板を果たしましたが、結果として敗戦投手となる厳しい経験をしました。

高校卒業後は大阪商業大学に進学し、そこでの活躍が評判となります。彼は1年春からリーグ戦に出場し、3年秋のリーグでは最優秀防御率賞を獲得。4年秋の京都産業大学戦では、9年ぶりのノーヒットノーランを達成し、注目を集めました。同期には大西広樹や小野寺暖がいます。

2019年10月のドラフト会議では、中日ドラゴンズに2位指名され、契約金8000万円、年俸1200万円で仮契約を結びました。背番号は歴代の名投手岩瀬仁紀が使用していた13番です。高校時代のチームメイトである滝野要と再び同じチームでプレーすることになりました。

中日時代

プロ入り初年度の2020年、橋本は開幕一軍入りを果たし、プロ初登板を果たしました。東京ヤクルトスワローズ戦で無安打無失点の結果を残しましたが、その後11試合で思うような結果が出せず、二軍に降格。シーズンを通じて14試合に登板し、成績は0勝0敗、防御率7.41に留まりました。

2021年には持ち前の能力を発揮し、セ・パ交流戦にて強打者から三振を奪うなど、28試合に登板して0勝0敗1ホールド、防御率3.71を記録しました。

2022年は前日の試合で負傷した岩嵜翔の代役として一軍に昇格し、初先発登板で無失点を記録するも、その後再び結果を残せず、プロ初勝利はお預けになりました。

2023年、再び救援投手としてスタートした橋本は、安定した成績を収め、ついにプロ初勝利を挙げることができました。13試合に登板し、防御率1.17という素晴らしい成績を残しました。シーズンオフには年俸が100万円増の1200万円で契約更改となりました。

2024年は開幕一軍入りし、27試合に登板。負傷で離脱するまでの間に、2勝4ホールドを記録しました。

選手としての特徴

橋本は、最速155km/hのストレートと大きく変化するスライダーが特徴的で、そのスライダーは「死神の鎌」とも称されるほどの威力があります。これらの武器を駆使し、多くの打者を翻弄します。

プライベート

プライベートでは、2021年に中学校時代の同級生と結婚したことを報告しています。また、兄の幸樹も野球選手で、現在は北海道のチームに所属しているなど、家族全体がスポーツに関わっている環境です。

結論

橋本侑樹選手は、まだ成長の余地がある若手選手であり、今後の活躍が非常に楽しみです。中日ドラゴンズの中での彼の成績と貢献が、チームの躍進に寄与することを期待しています。

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