橋本吉兵衛

橋本吉兵衛（1862年11月4日 - 1924年8月11日）は、明治・大正期に活躍した日本の政治家、銀行家です。文久2年9月13日に広島県で生まれました。彼は、貴族院の多額納税者議員としても知られています。

橋本吉兵衛は、橋本静娯の長男として生まれました。彼は、地域社会の発展に貢献するため、様々な役職を歴任しました。具体的には、塩業調査委員、尾道商業会議所会頭、そして第六十六銀行の取締役頭取などを務めました。これらの役職を通じて、彼は地域経済の発展に大きく貢献しました。

1897年（明治30年）には、広島県における多額納税者として貴族院議員に互選され、同年9月29日から1904年（明治37年）9月28日までその任を務めました。貴族院では、多額納税者の代表として、国政に参画し、様々な政策の決定に影響を与えました。

橋本吉兵衛の長男である橋本龍一は、後に広島銀行の頭取を務め、父の遺志を継いで地域経済の発展に貢献しました。このように、橋本家の影響力は、地域社会において長く続くこととなりました。


参考文献

人事興信所 編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1703995。
人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2127124。
『貴族院要覧（丙）』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3034963。

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