橋本實(はしもと みのる)は、
1931年8月17日に
東京都渋谷区で生まれました。彼は、日本の実業界で活躍した人物であり、現在はJFE物流の特別顧問を務めています。橋本家は、政界や実業界で多くの著名人を輩出しており、橋本實もその一員です。
彼の祖父は、大日本麦酒(現在の
サッポロビール)の常務を務めた橋本卯太郎です。父は
橋本乾三、母は千代であり、その長男として誕生しました。また、ジャーナリストの
橋本明、外交官の
橋本宏は実弟にあたり、元
内閣総理大臣の
橋本龍太郎、高知県知事を務めた
橋本大二郎は従兄弟にあたります。このように、橋本家は政界、実業界に多くの親族を持つ名門と言えるでしょう。
橋本實は、幼少期に
疎開を経験し、
岡山県の旧制高梁中学校(現在の
岡山県立高梁高等学校)に通いました。その後、
学習院大学に進学し、政治経済学部政治学科を卒業しました。
1954年には日本鋼管株式会社(現在のJFEスチール)に入社し、
実業家としてのキャリアをスタートさせました。
日本鋼管では、欧州事務所長(
1975年)、鋼管輸出部長(
1979年)、資材部長(
1981年)などを歴任し、
1983年にはNKKアメリカ社長兼ニューヨーク事務所長に就任しました。その後、
1986年には取締役鉄鋼事業部輸出営業部門担当、
1988年には常務に昇進し、要職を歴任しました。
橋本實は、
実業家として長年にわたり日本経済の発展に貢献しました。彼の功績は、多くの人々に知られています。
参考文献
橋本明 『昭和抱擁 ―天皇あっての平安―』(日本教育新聞社・1998年)
外部リンク
山友会