橋本清仁

橋本 清仁について

橋本清仁（はしもと きよひと、1971年5月8日生まれ）は、日本の政治家で、宮城県出身の元衆議院議員です。民主党に所属し、政治の舞台で2期にわたって活動してきました。

経歴

橋本は、宮城県仙台第一高等学校を卒業後、早稲田大学の法学部に進学しました。在学中は、公的な議論や法律について多くの経験を積み、学生法律討論大会でも優勝を果たすなど、その才能が認められました。大学卒業後は、鹿野道彦元農林水産大臣の秘書として勤務し、その後は介護老人保健施設の専務理事や農業生産法人の取締役として活動していました。

2003年11月の第43回衆議院議員総選挙で初めて選出に挑み、宮城3区で自由民主党の西村明宏候補に約200票差まで迫りましたが、惜しくも敗北します。しかし、比例東北ブロックに重複立候補していたため、復活当選を果たし、初当選を遂げました。2005年の第44回選挙では再び西村に敗れ、比例復活も果たせずに落選しました。

その後、2009年の第45回衆議院議員総選挙では、ついに小選挙区で西村を打ち破り当選しました。しかし、2012年の消費増税をめぐる政局では、党の方針に背いて採決で棄権し、その結果、党内からの処分を受けることになります。さらに同年の第46回衆議院議員選挙でも西村に敗れ、再度落選しました。2014年の第47回選挙でも同様に西村に敗れました。

政策・主張

橋本は選択的夫婦別姓制度の導入に対して概ね賛成の立場を取っています。

人物

政治活動の傍ら、2012年衆議院選挙の遊説中、交通事故にあった際、横転した車から女性3人を救助した功績により、岩沼市消防本部から感謝状を受けるなど、社会貢献にも取り組んでいます。スポーツ面ではバスケットボールや自転車、パラグライダーが好きで、大学時代には全日本パラグライダー学生選手権で優勝チームに所属していました。また、歴史上の人物では伊達宗高や片倉小十郎を尊敬し、音楽面ではサザンオールスターズやMINMI、ドリームモーニング娘。など多彩なアーティストを好んでいます。

親族

橋本の高祖父は医師で県議会議員を務めた橋本正吉であり、政治一家の出身ともいえる背景を持っています。彼の公私にわたる活動は多岐にわたり、現在もその姿勢はあらゆる場面で表れています。

もう一度検索