橋爪大佑

橋爪 大佑 (はしづめ だいすけ)

橋爪大佑は1992年3月30日、大阪府高槻市に生まれた元プロ野球選手です。彼は内野手として活動し、右投両打の能力を持っていましたが、プロの世界では育成選手としての経歴が大きな特徴です。

経歴

プロ入り前

彼の野球キャリアは中学生の頃から始まりました。吹田シニアに所属していた中学校では、2年生のときに日本リトルシニア全国選抜大会への出場経験があります。

その後、東海大仰星高校へ入学。1年からベンチ入りを果たし、秋の大会では6番ショートとしてチームを大阪大会3位に導きました。ただし、甲子園には出場できず、3年夏には主将として挑んだ初戦で大阪産業大付属高校に敗れ、引退を迎えました。

大学は大阪商業大学に進学し、1年春からリーグ戦に出場。特に1年目には12安打を記録して打率.343をマークし、新人賞を獲得します。その後はショートとセカンドを兼任し、4年秋には42年ぶりのチーム優勝にも貢献しました。明治神宮大会では打撃面では振るいませんでしたが、守備や小技での活躍が光りました。大学通算では76安打、打率.222、16打点を記録しました。

プロ入り後

2013年のプロ野球ドラフト会議では、中日ドラゴンズから育成ドラフトの2位指名を受け、入団が決定。背番号は203です。彼はこの年、岸本淳希と共に育成ドラフトからの選手として注目を浴びました。大学では取得単位の問題から中退し、プロ入りを果たすことにしたという明かしもあります。

橋爪は、2015年4月28日には「侍ジャパン大学日本代表 対 NPB選抜」のNPB選抜に選出されたことで、一定の注目を集めましたが、同年10月4日に戦力外通告を受け、プロ選手としてのキャリアは終了しました。

現役引退後

選手生活を終えた後、橋爪はトレーナーとしての新たな道を歩むことになりました。彼は複数のトレーナー資格を取得し、ストレッチトレーナーとして活動を開始しました。この新たな役割では、スポーツ経験を活かしながら、他のアスリートや一般の人々に対し、体のコンディションを整えるサポートを行っています。

選手としての特徴

橋爪大佑は広角に打ち分けるスイッチヒッターで、小技にも卓越していました。特にフットワークが良く、球際の強さと広い守備範囲を持ち味とし、内野守備においてその能力を発揮しました。

詳細情報

• - 年度別打撃成績: 一軍公式戦への出場はありませんでした。
• - 背番号: 203（2014年 - 2015年）

関連項目

• - 大阪府出身の人物一覧
• - 中日ドラゴンズの選手一覧

外部リンク

• - 橋爪大佑 baseball-lab

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