機動戦士ガンダム 赤い三巨星

機動戦士ガンダム 赤い三巨星（きどうせんしガンダム あかいさんきょせい）

『機動戦士ガンダム 赤い三巨星』は、2022年4月に開始された「ガンダムシリーズ」のメディアミックス企画です。原作スタッフには矢立肇や富野由悠季が名を連ね、漫画版は2023年3月から江尻立真の作画、関西リョウジのシナリオにより『ガンダムエース』で連載されています。

概要

本作は漫画だけでなく、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆II』やガンプラとも連携した企画であり、2022年6月号の『ガンダムエース』にてその特報が発表されました。6月28日には、プレミアムバンダイ限定の『HG 1/144 赤い三巨星チームセット』が販売され、付属のキャンペーンコードでゲーム内登場の称号やエンブレムが獲得可能となるなど、ゲームと密な連動がされています。また、2022年には新規モビルスーツも追加され、ファンの間で盛り上がりを見せています。

あらすじ

宇宙世紀0079年12月、連邦とジオンの対立が続く中、ジャブロー攻略戦が失敗に終わり、敗走を余儀なくされたジオン公国軍の兵士たちの間に、赤く塗装されたモビルスーツの噂が広がります。このモビルスーツは、「赤い三巨星」として知られるラルフ隊によって操縦されており、彼らはボルン工業と連携して新たに改修したガンダムRR（リレイジ）とジムRR（レッズ）を使用しています。

登場人物

地球連邦軍

• - ラルフ・ザブカ (Ralph Zabka): ラルフ隊の隊長で中尉、優秀なパイロットとして知られ、ガンダムRRに搭乗。リーダーシップがありながら、人の良さからうまく周囲に引き込まれがちな性格。
• - マロビ・ブレイドン (Marobi Bradon): 階級は曹長の女性パイロット。明朗快活な性格だが口が悪い一面も。自身のアイデンティティを求め、「赤い三巨星」の名を命名した。
• - ウィリアム・マッチオ (William Macchio): 軍曹の他、部隊のムードメーカー。元々メカニック希望だったが、マロビに促されてパイロットに転身。

ジオン公国軍

• - クライシンガ・アス: ジオン軍の少尉で、ジャブロー攻略戦に参加する。興味を引く存在として「赤い三巨星」に注目する。
• - セラフィマ・シーン: ジオン軍の伍長、クライに密かに想いを寄せる存在。

民間人

• - バルン・ボルン: ボルン工業の若き社長。工場を守るため働く優しい性格を持つ。

登場兵器

地球連邦軍では、ガンダムRRやジムRRが登場し、一方のジオン公国軍にはグフ・カスタムや陸戦型ザクIIが含まれています。

今後も『機動戦士ガンダム 赤い三巨星』は、登場人物たちの成長や様々な戦闘を描きつつ、多くのファンに新たな魅力を提供し続けることでしょう。

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