欽ちゃんのこれが1番!!

『欽ちゃんのこれが1番!!』は、1977年10月16日から1979年2月25日まで、TBS系列で毎週日曜19時30分から20時00分に放送されていた、三菱電機一社提供のトークバラエティ番組です。

この番組は、前番組『欽ちゃんの向こう三軒両隣』から引き続き、萩本欽一さんが司会を務めました。毎回、一般参加者3組とゲスト1組が登場し、それぞれが大切にしている「宝物」を披露し、それにまつわる感動的な人間ドラマや興味深いエピソードを語るという形式でした。

番組の記念すべき第1回には、タレントの斎藤こず恵さんがゲストとして出演し、彼女の宝物であるバレーシューズとセキセイインコが紹介されました。これらの宝物にまつわる心温まるエピソードが、番組を彩りました。

1978年8月27日には、日本テレビで『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の第1回が放送されました。萩本さんはこの『24時間テレビ』でも総合司会を務めていましたが、『欽ちゃんのこれが1番!!』の放送時間帯は、24時間テレビのグランドフィナーレと重なっていました。しかし、萩本さんは両番組に通常通り出演し、そのプロフェッショナルな姿勢を示しました。

この番組は、単に物を披露するだけでなく、それに込められた人々の想いや物語を深く掘り下げることで、視聴者に感動と共感を与えました。萩本さんの温かい人柄とユーモアあふれる司会も番組の魅力の一つで、多くの視聴者に愛される番組となりました。

参考資料として毎日新聞縮刷版が挙げられます。当時の番組の様子や社会情勢を知る上で貴重な資料となります。

『欽ちゃんのこれが1番!!』は、昭和のテレビ史における、温かみのあるバラエティ番組の代表例として、今もなお語り継がれています。

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