歌津駅

歌津駅

歌津駅（うたつえき）は、宮城県本吉郡南三陸町歌津字伊里前に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）気仙沼線BRT（バス高速輸送システム）のバス停留所です。元々は同社の気仙沼線の鉄道駅でしたが、東日本大震災による津波被害により、BRTに転換されました。

歴史

1977年（昭和52年）12月11日：日本国有鉄道（国鉄）気仙沼線の駅として開業。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
2005年（平成17年）4月6日：駅舎改築。
2011年（平成23年）3月11日：東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）で発生した津波により駅舎が流失。
2012年（平成24年）8月20日：BRTで仮復旧。
2012年（平成24年）12月22日：BRT用の駅舎の供用を開始。
2019年（令和元年）6月15日：バス専用道の延伸に伴い、専用道上に駅を移設。
2020年（令和2年）4月1日：柳津駅 - 気仙沼駅間の鉄道事業廃止により、鉄道駅としては廃駅となる。

駅構造

旧ホームと線路を撤去した専用道上にBRT用の駅舎が整備されています。構内は2車線を有しています。

2012年（平成24年）8月のBRT暫定開業時は、駅から少し離れた道路上にのりばが設置されていましたが、同年12月にBRTが本格開業したことに伴い、駅前広場にBRT用の駅舎が整備され、専用道へ移設されるまで利用されました。

BRT化後は完全な無人駅となっています。

鉄道運用時

東日本大震災までは相対式ホーム2面2線を有する地上駅でした。ホームは高い築堤上にあり、ホームから外部へは長い階段で連絡していました。石巻駅管理の簡易委託駅で、2005年（平成17年）に完成した駅舎がホームの下にありましたが、震災による津波で流失しました。

のりば

BRTのりばは1箇所のみです。

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は33人です。

2000年度（平成12年度）以降の利用状況の推移は以下の通りです。なお、気仙沼線は東日本大震災後にBRTによる復旧をしたため、2011年度（平成23年度）以前の統計は鉄道運行時のものとなります。

駅周辺

南三陸町立歌津中学校
南三陸町立伊里前小学校
南三陸ハマーレ歌津
三嶋神社
宮城県道236号払川町向線
国道45号

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■気仙沼線BRT

□快速（上り1本のみ）・■普通

清水浜駅 - 歌津駅 - 陸前港駅

鉄道時代の隣の駅も上記と同様でした。

脚注

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

駅の情報（歌津駅）：JR東日本

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