毎度おなじみ鉢盛りラジオ

毎度おなじみ 鉢盛りラジオ

『毎度おなじみ 鉢盛りラジオ』は、熊本のRKKラジオで1995年から2005年まで放送されていた、人気の情報バラエティ番組です。この番組は、日々の出来事や地域の情報を豊富に取り上げ、リスナーとの交流を大切にしながら放送されました。放送は平日の午後に行われ、中でも盛況だったのが午後2時からの枠でした。

番組の誕生と成長

番組は1995年7月にスタートしました。それ以前の「こちら九州ラジオ村」の終了に伴い、情報が豊富で親しみやすい内容を提供することを目指し、新たに「情報満載 鉢盛りラジオ」のタイトルで始まりました。当初は12時から16時59分まで放送され、箱番組をいくつか内包する形で展開されていました。その中には、「午後2時5分一寸一服」といったコーナーも含まれていました。

1999年からは放送時間が変更され、夕方帯のワイド番組としての役割も果たします。2000年には、出演者が一新され、プログラムも大幅にリニューアルされました。特に、2002年には全曜日でメインパーソナリティが本田史郎氏に統一され、リスナーにとって身近な存在となりました。

出演者について

番組の終了時には、多様な曜日別アシスタントが活躍していました。月曜日には石岡まゆみ、火曜日には右田昌子、水曜日には江上浩子、木曜日には池田美樹、金曜日には塚原まきこが担当していました。本田史郎氏は、1996年からメインパーソナリティとしてこの番組を牽引し、多くのリスナーに親しまれました。

また、この番組には多くの歴代出演者が存在しており、その中には宮脇利充や原武博之などの名アナウンサーが含まれています。これらの出演者によって番組は常に新鮮さを保ち、リスナーの期待を超えて楽しませてくれました。

放送時間と内容

「鉢盛りラジオ」の放送は、1995年7月から1999年3月まで午後12時から午後4時59分まででした。1999年からは放送時間が変更され、段階的に約2時間遅れの放送が行われました。特にナイターシーズンにおいては、月曜日と火曜日から金曜日で放送時間が異なる場合がありました。

番組の構成は多彩で、音楽コーナー、情報コーナーなどが交互に織り交ぜられており、リスナーを飽きさせることはありませんでした。特に印象的なのが、毎時の熊日ニュースや、日替わりの特集コーナーです。良質な情報と共に、エンターテインメントも提供する内容はリスナーにとって魅力的でした。

終わりに

2005年4月、番組は惜しまれつつも終了しました。後継番組として「小松士郎のラジオのたまご」と「川口美帆のほわっ〜と夕方」の二つが放送され、リスナーの期待を乗せて新たな番組がスタートしました。「鉢盛りラジオ」の時代は終わりましたが、その影響や記憶は今も多くの人々の中に残っています。リスナー同士の触れ合いや、「ハイタッチ」のような温かい雰囲気が当番組の大きな魅力でした。

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