水島臨海鉄道西埠頭線

西埠頭線（にしふとうせん）

西埠頭線は、かつて岡山県倉敷市の三菱自工前駅と西埠頭駅を結んでいた、水島臨海鉄道の鉄道路線でした。貨物輸送のみを担っていた路線であり、2016年7月15日に惜しまれつつ廃止されました。

路線データ

路線距離（営業キロ）：0.8 km
軌間：1067 mm
駅数：
旅客駅：1駅（三菱自工前駅）
貨物駅：1駅（西埠頭駅）
複線区間：なし（全線単線）
電化区間：なし（全線非電化）
閉塞方式：スタフ閉塞式
保安装置：ATS-SM

特筆すべき点として、西埠頭線は『鉄道要覧』においては独立した一路線として扱われていましたが、水島臨海鉄道の公式ホームページ上では、水島本線の支線という扱いになっていました。

歴史

西埠頭線は、その歴史の中でいくつかの変遷を遂げています。

1962年（昭和37年）7月1日：倉敷市営鉄道として水島港駅 - 西埠頭駅間 (1.4 km) が開業。
1970年（昭和45年）4月1日：水島臨海鉄道に移管。
1983年（昭和58年）4月1日：起点を水島港駅から三菱自工前駅に変更 (+0.3 km)。
2002年（平成14年）：三菱自工前駅 - 西埠頭駅間 0.9 km短縮。
2015年（平成27年）7月25日：三菱自工前駅 - 西埠頭駅間が休止。
2016年（平成28年）7月15日：三菱自工前駅 - 西埠頭駅間 (0.8 km) が廃止。

駅一覧

全線を通して2つの駅が存在しました。括弧内は起点からの営業キロを示します。

三菱自工前駅 (0.0 km)
西埠頭駅 (0.8 km)

接続路線

三菱自工前駅：水島臨海鉄道水島本線

脚注

西埠頭線に関する情報は、以下の資料を参考に作成されました。

水島臨海鉄道公式ホームページ
鉄道要覧

関連項目

* 日本の鉄道路線一覧

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