水木ゆうな

水木ゆうな（みずき ゆうな）は、1979年10月14日生まれの日本の女優、ラジオパーソナリティ、ナレーターです。静岡県に生まれましたが、東京都で育ちました。身長は158cm。現在はフリーランスとして活動しています。

彼女のキャリアは、東京俳優生活協同組合（俳協）に始まり、その後、アクロスエンタテインメント、フリップアップといった芸能事務所に所属しました。2016年からはオフィスキイワードに籍を置いていましたが、現在は特定の事務所には所属せず、自身のペースで多岐にわたる活動を展開しています。

表現者としての活動は、テレビ、ラジオ、映画、舞台といった様々なメディアに及びます。女優としては、多くのテレビドラマに出演してきました。例えば、TBS系の『銭湯の娘!?』や、テレビ東京系の『下町動物病院 ドクトル花子の事件簿』などがあります。日本テレビ系の単発ドラマ『警視庁鑑識班2004』の第5話では、間宮瞳役として物語に関わりました。また、テレビ東京系の『ドキュメンタリーは嘘をつく』では専門学校生の吉田惠子役を演じています。2005年にはテレビ朝日系の特撮ドラマ『仮面ライダー響鬼』にも出演。さらに、2014年に放送されたTBS系の話題作『ごめんね青春!』では、第5話と第6話に水木アナウンサー役で登場しました。WOWOWの連続ドラマW『5人のジュンコ』や、フジテレビ系の『アンダーウェア』といった作品にも出演しています。ドラマ以外でも、NHK教育テレビの『みんなの手話』や、TBS系のドキュメンタリー番組『夢の扉 〜NEXT DOOR〜』でナビゲーターを務めるなど、顔出しでの出演機会は豊富です。また、放送大学の『問題解決の進め方（’１９）』ではきき手として参加するなど、幅広い役割をこなしています。

ラジオパーソナリティとしても実績があります。過去には、TOKYO FMで2003年10月から2005年3月まで放送された『Vodafoneカウントダウン・ジャパン』を担当しました。その後、FM-FUJIに移り、2006年4月から2008年3月まで『SUNDAY EXCITING RADIO "CUL-NAVI"』、2012年10月から2015年3月までは『PUMP UP RADIO』で水曜日のDJを務めていました。現在もラジオでの活動は継続しており、兵庫県加古川市にあるBAN-BANラジオで、毎週水曜日の16時から19時まで生放送されている番組『じもラジ』でパーソナリティを担当し、地域に根ざした情報を発信しています。

映画への出演経験もあり、2004年公開の『爆走デコトラ烈伝』や、2006年6月公開の『ロマンスミシンイソフラボン』などに出演しています。

舞台活動も盛んに行っており、様々な作品で重要な役を務めています。古典劇では『ロミオとジュリエット』でヒロインのジュリエット役を演じました。その他の舞台出演作としては、『八十八ものがたり』で大奥様役、『裸のヴィーナス』でレイカ役があります。文学に関連する作品では、芥川龍之介を題材とした『A.R-芥川龍之介の素猫』で妻・ふみ役を、女性解放運動に関わった人々を描いた『ブルーストッキングの女たち』ではらいてう役を演じるなど、歴史的な人物や文豪の妻といった役に挑戦しています。法廷劇である『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』では検察官・市原役を務めるなど、硬質な役柄もこなせる実力派です。

女優、ラジオパーソナリティ、ナレーターとして、それぞれの分野で経験を積み重ねてきた水木ゆうな。フリーランスとして、これからもその才能を活かし、多様な表現活動を続けていくことが期待されます。

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