水野晶子

水野 晶子（みずの あきこ）について

水野晶子は1958年12月18日に大阪府で生まれ、滋賀県草津市で育ちました。彼女は滋賀県立膳所高等学校を卒業後、神戸市外国語大学に進学し、大学を卒業した1981年4月からは大阪テレビタレントビューローに所属し、本格的にアナウンサーの道を歩み始めました。彼女自身のアナウンサーを目指すきっかけは、小学4年生の時、当時の大好きな歌手、布施明に会えることでした。水野は、その夢を実現するために音楽番組の司会を志し、大学在学中にはMBSのラジオオーディションを受けました。

水野は1981年、MBSとの間で専属契約を結び、1991年にはMBSに社員として入社します。彼女はこの局で2018年の定年まで多くの番組でアナウンサーとして活動しました。特に、ラジオのワイド番組においては長い間パーソナリティやアシスタントを務め、人気を博しました。彼女が司会を務めた『はやみみラジオ!水野晶子です』は、リスナーに親しまれ、2005年から2008年にかけて放送されました。これは彼女にとっての代表的な番組でもありました。

また、水野は映画への造詣も深く、MBSテレビの深夜番組『シネマチップス』では映画批評を展開し、多彩な才能を発揮していました。そこでの活動を皮切りに、講義も行い、大阪毎日文化センターでの「水野晶子のシネマトーク」などを通じて、映画について多くの人々に知識を広めていきました。

水野は、報道部制作のラジオ番組でも多くの功績を残し、2012年から2018年まで『報道するラジオ』のパーソナリティを務めました。この番組は、彼女にとって重要なプラットフォームとなり、さまざまな社会問題を取り上げる内容で高く評価されました。彼女はまた、東京本社専門編集委員との共演を通じて、ラジオトークの楽しさや深さをリスナーに伝える努力も惜しみませんでした。

2018年12月31日に彼女は定年退職を迎え、MBSのアナウンサーとしてのキャリアに一旦幕を下ろしました。この退職により、彼女はフリーアナウンサーとしての新たな向かうべき道を翻訳することになります。退職後は、アマチュアの落語家としての活動や、音楽番組の司会としても再び活躍を始めました。さらに、大阪毎日文化センターで「こころの朗読&トーク」の講師を務めるなど、多様なフィールドでその才能を存分に発揮しています。

数々の受賞歴がある水野は、その功績を広く認知されており、特に2008年には放送ウーマン賞を受賞するなど、女性アナウンサーとしての地位を確立しました。

彼女の独特な視点と、温かみのある話し方は多くのリスナーに愛されており、今後の活動にも期待が寄せられています。水野晶子は、アナウンサー、落語家、そして講師として、さらなる挑戦を続けています。

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